EV用リチウムイオン電池のリサイクル技術とビジネスの実情
開催日 |
10:00 ~ 12:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 電気、電子製品 環境負荷抑制技術一般 省資源 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 会場受講はございません |
全固体電池時代を見据えて
セミナー講師
山口大学大学院技術経営研究科教授 福代 和宏 氏
1998年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程環境工学専攻修了。博士(工学)。同年日立製作所入社,冷熱機器開発に従事。2010年山口大学大学院技術経営研究科教授。2015年か2022年まで同研究科長。2009年から2020年にかけてラオス国立大学MBAコースにてJICA短期専門家として技術経営教育を担当。国内外で環境・エネルギーマネジメントに関する教育・研究に携わる。近年は再生可能エネルギーやV2Xについて技術と経営の両面から研究に取り組む。共著に『MOT研究開発入門』『車載用リチウムイオン電池リサイクル:技術・ビジネス・法制度』。
セミナー受講料
1名:33,470円(税込) 2名以降:28,470円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
ライブ配信受講
お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴IDとパスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
セミナー趣旨
2023年末、世界の電気自動車(Electric vehicles)保有台数は4000万台に達した。鈍化したとも言われるが市場は堅実に成長している。EVの増加に伴い、膨大な量の中古EV用リチウムイオン電池の処理が不可避の問題として持ち上がっている。本講演では、湿式精錬、乾式精錬など開発中ないし実用化されているリサイクル技術の全貌を解説するとともに、それらの技術を生かしたビジネスの実情について詳説する。また、今後実用化が期待される全固体電池のリサイクルにも触れる。
セミナープログラム
1. EVとEV用リチウムイオン電池の市場動向 (1) EV市場の動向 (2) 地球環境問題との関係 (3) EV用リチウムイオン電池市場の動向2. リチウムイオン電池の構造・正極材 (1) リチウムイオン電池の構造,寿命,コスト構造 (2) 正極材の状況3. リサイクル技術 (1) 回収,解体 (2) 狭義のリサイクル:湿式精錬,乾式精錬,その他4. 全固体電池向けリサイクル技術 (1) ポストLiB (2) 固体電解質の取り扱い5. リサイクルビジネスの実情 (1) リサイクルビジネスに対する追い風 (2) 収益性評価6. 補論:リユースについて (1) リユース技術 (2) リユースビジネス7. 関連質疑応答■質疑応答終了後に講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。