金属材料の水素分析手法、 水素脆化メカニズム、 およびその抑制手法

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 金属材料   分析・環境化学
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

最新の研究動向から考える水素脆化の基礎金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法

  受講可能な形式:【Live配信】のみ 

■水素脆化で困っている技術者の方々へ  高強度化すればするほど問題化する水素脆性  金属、 水素の物理・化学的相互作用の基礎から金属材料中の水素分析方法の  特徴・注意点、抑制に向けた指針まで詳解!

セミナー講師

上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授 高井 健一 氏【関連テーマにおけるこれまでの役職など】 2005年~2007年 日本鉄鋼協会「材料中の水素状態分析法標準化の基盤構築フォーラム」主査 2007年~2009年 日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築フォーラム」主査 2009年~2013年 日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築研究会」座長 2015年~2018年 日本鉄鋼協会「水素脆化の基本要因研究会」座長 2019年~2021年 日本鉄鋼協会「水素脆化の基本要因研究会」鉄鋼研究プロジェクト 主査 2022年~     日本鉄鋼協会「水素脆化評価法に必須の要素技術の抽出研究会」主査

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】10月1日からの1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • 製本テキスト (開催前日着までを目安に発送)  ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。  ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。

セミナー趣旨

水素脆化とは水素と応力により材料が脆くなる現象であり、近年、水素脆化に対する知見が強く求められています。例えば、環境問題を背景に、輸送 機器の軽量化のため材料の高強度化が求められていますが、材料を高強度化するほど水素脆化感受性が高まり、突然の破壊が危惧されます。また、水素をエネルギーとする燃料電池システムは次世代エネルギーの主役として期待されていますが、燃料電池自動車のタンクや水素ステーションでは極めて過酷な水素環境で材料が使用される傾向にあり、安全性と信頼性の確立が急務といえます。本セミナーでは、金属と水素の物理化学的相互作用の基礎を平易に解説し、金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法について説明します。また、各種金属材料の水素脆性に関する過去および最新の研究、国際的な動向を理解し、その抑制手法の指針、そして水素脆化全般の基礎知識習得を目指します。

受講対象・レベル

水素脆化問題で困っている企業の研究・開発者(自動車、材料メーカー、部品メーカー、化学プラント等)

習得できる知識

・金属と水素の物理化学的性質の基礎・水素分析手法の種類と用い方・遅れ破壊・水素脆化のメカニズム・水素脆化を抑制するための考え方、方法

セミナープログラム

1.金属と水素の物理化学的性質の基礎事項 1.1 金属(bcc、fcc、hcp)中の水素の固溶 1.2 金属表面での水素の吸着、侵入過程 1.3 金属中の水素拡散 1.4 金属中の水素トラップサイト2.水素添加方法とその注意点3.水素分析方法の特徴・注意点 3.1 昇温脱離法 3.2 水素可視化方法4.水素脆化評価方法5.水素脆化破壊の特徴6.水素脆化メカニズム 6.1 内圧説 6.2 格子脆化説 6.3 局部変形助長説 6.4 空孔凝集説7.金属中の水素存在状態と脆化メカニズム解明へ向けた最近の研究8.水素脆化メカニズムに立脚した水素脆化抑制指針□ 質疑応答 □