CO2回収・利用・貯留(CCUS)をめぐる動向と展望
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 化学反応・プロセス 環境負荷抑制技術 省資源 |
開催エリア | 全国 |
カーボンニュートラル実現の主要な手段~Direct Air Capture(DAC)を含む最新情報~
開催日:2023年03月30日(木) 13:30 - 15:30
セミナー講師
金沢大学先端科学・社会共創推進機構准教授山田 秀尚 氏
2006年 京都大学大学院博士課程修了 博士(地球環境学)2006-2008年 関西光科学研究所 博士研究員2008-2014年 地球環境産業技術研究機構(RITE)研究員2014-2021年 RITE 主任研究員2015-2021年 奈良先端科学技術大学院大学 客員准教授2016-2021年 次世代型膜モジュール技術研究組合 兼務2021年 金沢大学 准教授(現職)2022年 早稲田大学 客員上級研究員(兼務)
セミナー受講料
1名:33,530円(税込)2名以降:28,530円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
「カーボンニュートラル」実現のためにはあらゆる手段を総動員する必要があり、主要な手段の一つがCCUS、すなわちCO2回収・利用・貯留です。我が国は、「カーボンリサイクル」をカーボンニュートラル実現に向けたキーテクノロジーとして位置づけ、2019年に当該技術ロードマップを策定し、その取組を加速しようとしています。本講では、カーボンニュートラル社会実現を担うCCUSについて、CO2回収技術を中心に、技術の概要と基礎、研究開発の動向、実用化事例、市場展望、社会的課題等について概観します。特に、空気からCO2を直接回収する技術(DAC)についても重きを置いて詳説します。
セミナープログラム
1. 地球温暖化と緩和策 (1) IPCC(気候変動に関する政府間パネル)報告書 (2) Net Zeroシナリオ (3) CCUS(CO2回収・利用・貯留)技術の位置づけ2. CCS技術 (1) CCSとは (2) CCSの歴史と現状 (3) 日本のCCSロードマップ3. いかにCO2を回収するか (1) 各種CO2回収技術 (2) 回収技術の開発 (3) 回収技術の実用化事例と課題4. いかにCO2を利用するか (1) 各種CCU技術 (2) CCUの課題と展望5. DAC(Direct Air Capture) (1) NET ZeroシナリオにおけるDACの位置づけ (2) 主なDAC技術とプロジェクト (3) DACをめぐる最新動向 (4) DACの課題と展望6. CCUSをめぐる動向と展望 (1) CCUSに係るカーボンプライシング、市場予測等 (2) CCUSの社会実装シナリオ