三菱重工業(株):排ガスCO2回収技術の商業化事例と今後の展望
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 化学反応・プロセス 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 全国 |
~業界トップ商用プラント14基の納入実績~
開催日:2023年06月16日
セミナー講師
三菱重工業株式会社エンジニアリングセグメント 脱炭素事業推進部技監 主幹プロジェクト統括上條 孝 氏
1993年大阪大学基礎工学部(修士課程修了)卒業、同年三菱重工株式会社に入社以後、国内海外の石油精製化学プラント基本設計、プロジェクト業務に従事。1996年からは排ガスCO2回収装置の基本設計、研究開発、プロジェクト取り纏め業務を担当。1999年に操業開始したマレーシア向け商業初号機から世界最大の米Petra Nova社向けCO2回収プラント等、排ガスCO2回収装置分野にて30年近くの経験を持つ。現在も引き続き、CO回収プラントの設計、海外プロジェクト管理、改良技術開発に従事。最近では2021年のノルウェー・モングスタッドCO2 回収技術センター(TCM:Technology Centre Mongstad)における新吸収液実証試験プログラムやDRAXバイオマスCCSプロジェクトを担当。
セミナー受講料
1名:33,750円(税込)2名以降:28,750円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
三菱重工エンジニアリング(株)は関西電力(株)と共に1990年に排ガスからのCO2回収技術の開発を開始。その後30年以上に渡って技術開発を継続し、製品としての完成度を高めてきた。現在では世界的にも業界トップとなる商用プラントを14基納入するに至っている。本講演においては当社CO2回収技術の開発・商業化のヒストリーと今後の展望について概説する。
セミナープログラム
1. 三菱重工CO2回収技術について (1) プロセス及び特徴 (2) 開発の経緯 (3) 研究開発実績2. 三菱重工CO2回収プラントの商用化展開について (1) 納入実績 ① 納入実績事例紹介/米国 Petra Nova プロジェクト ② 納入実績事例紹介/バングラデッシュ プロジェクト (2) 商用機におけるCO2利用先 (3) 過去4年間のスタディ案件実績 ① 英国Drax BECCSプロジェクト3. 三菱重工CCUS事業に関する取組施策のご紹介 (1) 製品改良・開発 ① 小型CO2回収装置 ② 新吸収液 KS-21TMの商用化 ③ 当社製品との組合せ4. 今後の展開