顔料微粒子の分散・凝集の基礎および撹拌機・分散剤の選択ノウハウ

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化粧品・医薬部外品技術   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆目的に応じた粉体表面、分散剤、攪拌機選定のポイントとは?★微粒子材料全般において分散技術で差がつく事例をご紹介!!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信受講:10/28~11/1】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

(株)キャラバンス(リサーチ&コンサルティング) 代表取締役 高橋 唯仁 氏《専門》化粧品学一般、高分子化学、コロイド界面科学、生化学、皮膚科学《略歴》1983年 早稲田大学理工学部卒1988年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了同年 (株)資生堂(基礎科学研究所、皮膚科学研究所、ライフサイエンス研究所、薬剤開発研究所、製品開発研究所)2008年 TTI・エルビュー(株)(DDS事業部、化粧品開発部、基礎研究部)2010年 日本ロレアル(株)(アジアオープンリサーチ)2013年 プライミクス(株)(乳化分散技術研究所)2024年 株式会社キャラバンス(リサーチ&コンサルティング)創業《活動等》日本ディスパージョンセンター理事日中化粧品交流協会専門家委員

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

近年、ナノテクノロジーの進歩により、サブミクロンからナノサイズの微細かつ均一な微粒子粉体が開発され、顔料をはじめとして新たな機能を創出する材料として注目されている。しかしながら、微粒子分散系は、時に「粒子そのものは小さいはずだが、微粒子としての機能がなかなか発現しない」、あるいは「溶液やスラリー中で機能が出ない」などの問題に直面するケースがある。その理由は、顔料微粒子集合体では、一次粒子径の値よりその組成物内での分散状態により、機能発現が左右される場合が多いからである。そのため、ナノテクノロジーの進化と共に、実用レベルでは、微細な顔料及び粉体原料の機能を最大限に引き出すために、原料の選定、配合組成ばかりでなく、分散・凝集制御が要求される。本セミナーでは、このような問題解決のために、分散の3要素(ぬれ、微粒化、安定化)に焦点をあて、分散・凝集制御に着目した安定性、機能性の向上、及び分散状態が大きく影響する各種物性制御について述べる。具体的には、目的に応じた粉体表面、分散剤、攪拌機(分散機)等を選定する方法、さらには分散工程によって性質が大きく変化する系について述べる。本セミナーは、昨年まで化粧品顔料セミナーとして、化粧品における顔料分散状態と、色、光、紫外線散乱等に関する内容で進めてきたが、今回は、さらに範囲を広げ、顔料のみならず微粒子材料全般について、化粧品に加え、塗料、印刷技術、電極材料等、分散技術で差がつく事例を紹介する。

習得できる知識

1. 分散・凝集の基礎知識2. 粒子・溶液界面を制御する諸因子3. 顔料分散の3要素4. 顔料微粒子の表面及び分散剤の選び方、使い方5. 攪拌の基礎知識と攪拌機・分散機の選び方・使い方6. 微粒子素材の機能を最大限に引き出す方法論

セミナープログラム

1.顔料とは 1-1. 染料と顔料 1-2. 顔料の性質 1-3. 顔料の種類と用途

2.分散・凝集の基礎 2-1. 顔料微粒子の分散凝集を支配する粒子・溶液界面 2-2. 粒子径と性質の変化 2-3. 顔料分散に関与する三要素  2-3-1. ぬれ  2-3-2. 解砕(微細化)  2-3-3. 安定化

3.顔料微粒子の表面制御と分散剤の選び方・使い方

4.攪拌機(分散機)の種類・特徴と上手な選び方・使い方

5.分散技術で差がつく性質とその事例 5-1. 化粧品 5-2. 塗料 5-3. その他

6.まとめ