三菱電機(株): 再エネ拡大・需給調整に対応した蓄電池の最適運用と 長期安定運用を実現するための課題と対策
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 電力技術 地球温暖化対策技術 制御・システム |
開催エリア | 全国 |
開催日:2023年09月25日(月) 13:30 - 15:30
セミナー講師
三菱電機株式会社Digital Energy 事業統括センター事業室主管技師長小島 康弘 氏
1990年 大阪大学大学院工学研究科(前期) 修了1990年~ 三菱電機(株)入社 同社産業技術研究所を経て先端技術総合研究所勤務 主に電力流通分野の研究開発に従事2008年 大阪大学大学院工学研究科(後期課程) 修了(博士)2014年~ 同社系統変電システム製作所、電力・産業システム事業本部、電力システム製作所等で電力流通分野 (需給・再エネ等)の開発・設計のマネージング業務に従事2023年~ 現在は電力・産業システム事業本部に新設されたDigital Energy事業統括センター準備室に所属。 本分野のグローバル戦略に係る業務に従事。
セミナー受講料
1名:33,590円(税込)2名以降:28,590円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
世界的な脱炭素の流れで再エネ導入が拡大し、また電力市場の状況も大きく変化している。このような背景のもと、調整力の大きな蓄電池にはますます期待が高まっている。本講演では、電力システムの制度に従ったBG(バランシンググループ)運用、不安定な再エネや不確定な市場価格に対応した最適運用(需給戦略)、ならびに長期間にわたる蓄電池の安定運用を可能とする監視制御の課題と対策と、いくつかのシステムの事例を詳説する。
セミナープログラム
1. 再エネ拡大と蓄電池導入の背景(1) 再生可能エネルギー大量導入の状況 ① PV・WT導入の動向 ② 導入拡大時の系統運用の課題(2) 需給ひっ迫・再エネ余剰による電力市場価格の変動 ① 市場価格の変化の動向 ② 市場価格と値差取引2. 蓄電池システムに必要な蓄電池制御・管理技術(1) 系統安定運用のための蓄電池制御技術 ① 短周期制御 ② 長周期制御(2) 蓄電池運用のための需給運用技術 ① 系統用蓄電池のビジネスモデル ② 系統用蓄電池運用のソリューション(3) 蓄電池の容量選定・性能比較 ① 蓄電池の最適容量の考え方 ② 系統用蓄電池の性能比較3. 蓄電システムの事例紹介(1) 離島向け蓄電池システム(短周期・長周期) ① 短周期制御 ② 長周期制御(2) 大規模蓄電池システム(下げ代対策)(3) 発電事業者向けシステム(出力平滑化) ① PV系統連系 ② WT系統連系(4) 系統用蓄電池の入札戦略 ① 値差取引でのリスクの考え方 ② 収支シミュレーション事例