金属の表面処理技術(化成処理の基礎を中心に)
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 金属材料 化学反応・プロセス |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区産業会館 |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
★化成処理の基礎、処理剤・処理プロセスの最適化について分かりやすく解説!
セミナー講師
日本パーカライジング(株) 総合技術研究所 第二研究センター 武藤 康平 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
セミナー趣旨
金属の表面処理技術の一つである化成処理は、金属表面へ耐食性や接着性等の機能を付与する役割を担っています。本講演では化成処理の基礎をはじめ、代表的な塗装下地向け化成処理であるりん酸亜鉛処理を例とした皮膜析出機構や作用効果、さらには次世代技術であるジルコニウム化成処理について等、解説します。
受講対象・レベル
表面処理自体がニッチな業界であり、携わる人間は限られております。業界の専門用語は避け若干の化学の知識があれば理解できる内容にしております。
習得できる知識
表面処理技術の一つである化成処理の本質的な理解を深めると共に、りん酸亜鉛処理を始めとする産業界で活用されている主な化成処理技術の概要を理解する。
セミナープログラム
1.化成処理の概要 1-1 様々な金属表面処理 1-2 化成処理の定義 1-3 化成処理の種類と用途 1-4 化成処理の反応機構 1-5 化成処理の歴史2.化成処理の基礎(塗装下地向けりん酸亜鉛処理を例に) 2-1 りん酸亜鉛処理の効果 2-2 りん酸亜鉛処理の処理工程 2-3 脱脂工程の作用と効果 2-4 表面調整工程の作用と効果 2-5 化成処理工程の作用と効果 2-6 水洗工程の作用と効果3.塗装下地向けりん酸亜鉛皮膜の質と性能 3-1 りん酸亜鉛皮膜質と耐食性 3-2 りん酸亜鉛処理における表面調整の役割 3-3 りん酸亜鉛皮膜中のNiMnの作用 3-4 りん酸亜鉛処理におけるアルミニウム合金材対応4.その他のりん酸塩処理 4-1 塑性加工用潤滑処理 4-2 りん酸亜鉛カルシウム処理 4-3 りん酸マンガン処理5.りん酸亜鉛に代わる新技術 ジルコニウム化成処理 5-1 ジルコニウム化成処理導入の歴史 5-2 ジルコニウム化成処理皮膜の析出機構 5-3 ジルコニウム化成皮膜の耐食性発現メカニズム6.化成処理の管理方法 6-1 脱脂および表面調整の管理方法 6-2 化成処理(りん酸塩処理、ジルコニウム化成処理)の管理方法
キーワード:金属,剤,処理,界面,接着,表面,セミナー,研修