CO2分離回収・CCUSに関する各種技術の実現可能性およびコスト・評価 ~CO2分離・輸送・隔離・貯留・リサイクル、CO2処理材料の反応機構・特徴・性能、CO2処理プロセスなど~

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 化学反応・プロセス   地球温暖化対策技術   経済性工学
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

CCUSを中心に、吸収法、吸着法、膜分離法などCO2分離回収の各要素技術について、その課題・コスト・実現可能性について解説! 代表的なCO2リサイクルプロセスや、実現可能性が高い処理プロセスなどについてもお話します。 

セミナー講師

 濱崎研究室 代表   濱崎 彰弘 氏 技術士(機械部門、総合技術監理部門、環境部門、生物工学部門、化学部門、経営工学部門)

■ご経歴1987年3月  大阪大学基礎工学研究科化学工学専攻 前期課程修了(工学修士)1987年4月  三菱重工株式会社 入社 高砂研究所配属2003年10月  同 高砂プラント技術部高砂プラント機器設計課2023年1月  濱崎研究室 開業2023年9月  三菱重工株式会社 退職2024年5月  株式会社Blossom Energy 入社■ご専門および得意な分野・ご研究技術士(機械部門/動力エネルギー、総合技術監理部門/機械、環境部門/環境保全計画、生物工学部門/環境生物工学、化学部門/化学プロセス、経営工学部門/サービスマネジメント)地球温暖化対策技術、バイオマスの利活用技術、各種(品質、情報セキュリティ、環境、プロジェクト、コスト、従業員教育他)マネジメント

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  地球温暖化の原因とされるCO2対策として、CO2を分離回収して大気に出ないように隔離するCCSや、回収したCO2を一部リサイクルするCCUS、また化石燃料から水素やアンモニアへの転換、並びに植林など種々の技術が社会実装に向けて研究開発が行われている。石炭火力では1kWh当たり約1kgのCO2が発生するので、100万kW出力だと1時間に1000トンと、一か所で大量にCO2を排出するのでCO2処理装置で回収できる。しかし飛行機や自動車などの移動体では、CO2処理装置をつけることが困難であり、発生源や発生量に対して適した技術で対策する必要がある。本講座ではCCUSを中心に、水素、再エネなども比較対象として、適用先や処理容量、コストなどにフォーカスして実現可能性について述べる。

受講対象・レベル

・CCUSの事業化を計画している人・CCUSの研究開発をしている人・CCUSの研究開発を始めようとしている人

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど・CCSに関する法規(整備中)

習得できる知識

・各種CO2処理の要素技術や現状、課題の理解・代表的なCO2処理材料の反応機構・特徴・性能・CO2処理プロセス・代表的なCO2リサイクルプロセスの課題、実現可能性・実現可能性が高い処理プロセスのコストと実現のための課題

セミナープログラム

1.CO2と地球温暖化問題 1-1.はじまりは金星大気の専門家のハンセンが1981年にScienceに投稿した論文 1-2.CO2の吸収帯と地球から宇宙への放射強度 1-3.地球の炭素量と炭素循環 1-4.IPCCの単純モデルによるシンプルな温暖化予測 1-5.大気中のCO2濃度と気温の推移 1-6.最近のIPCCの複雑なモデルと温暖化予想2.CCUSプロセスの概要 2-1.ブロックフロー図 2-2.各ブロックでの処理内容と用いられる技術の概要  2-2-1.CO2分離  2-2-2.CO2輸送  2-2-3.CO2隔離  2-2-4.CO2リサイクル3.CO2分離に用いられる各種要素技術の現状、課題 3-1.化学吸収法 3-2.吸着法 3-3.固体吸収法 3-4.膜分離法 3-5.物理吸収法4.CO2輸送に用いられる各種要素技術の現状、課題 4-1.パイプライン 4-2.CO2輸送船5.CO2隔離に用いられる各種要素技術の現状、課題 5-1.海底、帯水層下 5-2.油田 5-3.ガス田 5-4.海底6.代表的なCO2処理材料の反応機構・特徴・性能・CO2処理プロセス 6-1.吸収剤 6-2.吸着剤 6-3.分離膜 6-4.コンクリート 6-5.岩盤7.CCUS以外の温暖化対策 7-1.化石燃料から水素・アンモニア燃料への転換 7-2.再エネ 7-3.植林8.代表的なCO2リサイクルプロセスの課題、実現可能性9.実現可能性が高い処理プロセスのコストと実現のための課題<終了後、質疑応答>

■講演中のキーワード脱炭素、CCUS、CCS、カーボンニュートラル