プラスチックのケミカルリサイクル技術開発と今後の課題
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 高分子・樹脂材料 化学反応・プロセス 省資源 |
開催エリア | 全国 |
サーキュラーエコノミー 国内外プラスチックリサイクル動向 触媒分解技術
開催日:2024年07月30日(火) 16:30 - 18:30
セミナー講師
NEDOプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」プロジェクトリーダー早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 応用化学専攻教授松方 正彦 氏
1984年3月 早稲田大学理工学部応用化学科 卒業1984年4月 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程 応用化学専攻 入学1986年3月 同課程修了1986年4月 早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程 応用化学専攻 入学1989年3月 同課程修了、工学博士1989年4月 成蹊大学工学部工業化学科助手1992年1月 大阪大学助手(基礎工学部化学工学科)1996年4月 大阪大学助教授(基礎工学研究科化学系専攻:改組による)1997年4月 早稲田大学理工学部応用化学科助教授2001年4月 同 教授(先進理工学部/先進理工学研究科) 現在に至る
セミナー受講料
1名:33,410円(税込)2名以降:28,410円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
グローバルな課題であるサーキュラーエコノミーを実現するうえで、金属と並んでプラスチックのリサイクルは喫緊の課題であり、わが国では2035年までに単純焼却、埋立ゼロの実現が目標とされている。現在廃棄されているプラスチックは800万トン余であり、このうちポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンを代表とするポリオレフィンが7割ほどを占めているので、これらのリサイクル技術の確立が大きな課題である。本講演では、とくにケミカリリサイクル技術に焦点を当て、国内外の動向と、我々が行っている触媒分解技術の開発状況を述べ、プラスチックリサイクルを実現するための技術的・社会的課題について詳説する。
セミナープログラム
1. はじめに (1) プラスチックリサイクルの必要性と達成目標 (2) プラスチックリサイクルの全体像 ① マテリアル(ケミカル)リサイクル ② ケミカルリサイクル ③ エネルギーリカバリー (3) プラスチックリサイクルの課題2. 国内外のプラスチックリサイクルの動向 (1) 廃プラスチックの分類と組成 (2) 種類ごとのリサイクル技術の概要 (3) 国外の開発動向 (4) 国内の開発動向3. ケミカルリサイクル技術開発 (1) 触媒を用いた分解技術の概要 (2) 触媒分解プロセスフローの提案 (3) これまでの研究開発成果 (4) これからの開発の方向性4. 今後の課題 (1) サプライチェーンの可視化の重要性 (2) 今後のリサイクル技術開発における課題 (3) 社会実装に向けた課題