LC-MS/MSを用いてのニトロソアミン類の分析法開発時のポイント・注意点
開催日 | 13:00 ~ 16:30 |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 医薬品技術 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
LC-MS/MSを用いてのニトロソアミン類の分析法開発で知っておきたい注意点を大公開! 試験法開発を経験して学んだ事例を紹介します。
セミナー講師
ユーロフィン分析科学研究所(株) 分析研究部 技術開発G プロジェクトマネージャ 柳川 卓也 氏
■ご経歴等2002年 三菱化学ビーシーエル(現メディフォード株式会社)入社慶応大学病院に出向し臨床検査業務を担当出向後治験事業部にてGLP分析業務にてLC-MS/MSを用いた試験法開発・バリデーション・分析業務を担当2011年 アステラス分析科学研究所株式会社(現ユーロフィン分析科学研究所)入社GLP分析研究部にてTK分析業務の担当者として、GLP分析業務を実施。2015年 CMC分析研究部に異動となり、GMP分析業務の試験担当者としてLC-UV、NMR、X線、IR分析、熱分析業務を担当。2015年 アステラス製薬からユーロフィンへ事業継承に伴い社名をユーロフィン分析科学研究所に変更。2022年 ニトロソアミン分析業務のプロジェクトマネージャとして立ち上げに取り組む、2023年にニトロソアミン類の国内分析サービスを開始する。現在に至る。 ■ご専門および得意な分野・ご研究等分析担当者として試験法開発、バリデーション、実測などを20年以上実施。HPLCやLC-MSを用いた分析をメインとしてNMR、IR、X線などの機器分析も経験あり。2年前よりニトロソアミン分析業務の立ち上げを開始、先行しているEU圏のラボと情報連携しつつ国内状況に合わせた分析サービスを展開。ニトロソアミン分析のプロジェクトマネージャとして受託窓口業務を担当している。
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
近年注目度の高いニトロソアミン分析について、新たにLC-MS/MSを導入し社内での分析法開発をチャレンジされている方々は多くおられると思います。しかしながら、LC-MS/MSを用いてのニトロソアミン分析法開発はいくつもの落とし穴が存在し、分析法開発が難航することも多々あります。弊社も昨年よりニトロソアミン分析の国内サービスを強化にあたり、ニトロソアミン分析法の開発を手掛けるようになりました。 本セミナーでは、実際に分析法開発時に起こる問題点や、ニトロソアミン分析特有の注意点など様々な問題を克服する中で得た経験・知識を一挙大公開いたします。みなさまのお悩みの解決のヒントとなる情報を多数含んだ内容となりますので、是非皆様の業務にお役立てください。
習得できる知識
・LC-MS/MSの操作スキル・ニトロソアミン分析法開発の手順・分析法開発時のトラブル対応
セミナープログラム
1.試験法開発時の注意点・トラブル事例 1.1 Q1スペクトルの検出(スペクトルが出ない、付加体の存在・選択) 1.2 Q3スペクトルの検出・選択 1.3 内標の選択(重水素体1択) 1.4 ピークの確認(二山ピークの出現) 1.5 吸着確認 1.6 イオン化抑制(APCI法の活用) 1.7 試料溶液濃度・前処理 1.8 連続注入での確認2.データの評価 2.1 擬陽性対策(別スキャンを用いての定性的確認) 2.2 製剤中のバラつき(経験的な話) 2.3 コンタミネーション対策(2回注入・2バイアル注入) 2.4 装置メンテナンスの重要性 2.5 暴露対策(質疑応答)