トライボロジー 入門講座

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 機械技術一般   機械材料   金属材料
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~摩擦・摩耗・潤滑のメカニズムの基礎と評価・解析~

本セミナーでは、摩擦、摩耗、潤滑の基礎知識や耐摩耗設計の考え方、トライボロジーの問題解決の考え方等について、初心者にも分かりやすいように解説します。 

  受講可能な形式:【Live配信】のみ 

セミナー講師

福井大学 名誉教授 / 産学官連携本部 客員教授 岩井 善郎 氏[プロフィール] 1980年  7月 京都大学大学院博士課程機械工学専攻修了・工学博士 1978年  3月 福井大学工学部機械工学科 講師、助教授を経て 1991年10月 同 教授 トライボロジー研究室を開設 2013年  4月 福井大学理事・副学長(研究、産学官連携担当) 2019年  4月 同理事退任、名誉教授、ならびに特命教授、2024年4月から客員教授「機械材料の摩擦・摩耗」ならびに「エロ―ジョンを用いた表面強度評価法(MSE法)の開発」に取り組んでいます。

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】10月1日からの1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 )  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

様々な技術領域における設計、材料開発、生産技術、メンテナンスなどにとって、摩擦・摩耗・潤滑にかかわる分野(トライボロジーと呼ぶ)の重要性がますます大きくなっています。しかし、摩擦・摩耗特性は材料固有の値ではなく、接触荷重やすべり速度等の運転条件、環境などに影響され複雑であるにも係わらず対処療法的な取り扱いが多く、また体系的に学ぶ機会が少ない分野でもあります。本セミナーでは、このような分野に関して、初心者が基礎的事項について効率よく理解しそれらを有効に活用できるように、「まずはここの理解が重要です!」、「ここがキーポイントです!」のようなわかりやすい説明を心がけます。

受講対象・レベル

・トライボロジー(摩擦や摩耗、また潤滑)に係わる材料、設計、生産技術、研究開発に携わる方・はじめてトライボロジーに係わることになった方、あるいはトライボロジーの現場にいるがそれらの基礎的・基本的な考え方を勉強したい方・摩耗・表面損傷の評価試験・解析法を系統的に学び実践に応用して、当面の開発や困っている課題などの糸口を見つけたい方

習得できる知識

・摩擦、摩耗、潤滑の基礎知識(メカニズム、摩耗の形態、影響因子など)とそれらの役立て方・摩擦・摩耗の試験法とそれらの解析および摩耗診断法・耐摩耗設計の考え方やトライボロジーの問題解決の考え方

セミナープログラム

1.はじめに 1.1 トライボロジーとは 1.2 トライボロジー理解に必須の表面の性質 1.3 表面の接触 2.摩擦の基礎 2.1 摩擦の発生メカニズム 2.2 摩擦・摩擦係数の変化の考え方 2.3 潤滑下の摩擦とその発生メカニズム(潤滑の基礎を含む) 3.摩耗の基礎 3.1 摩耗の発生と分類 3.2 摩耗の形態とその発生メカニズム  3.2.1 凝着摩耗  3.2.2 アブレシブ摩耗  3.2.3 腐食摩耗  3.2.4 疲労摩耗  3.2.5 フレッチング摩耗  3.2.6 エロ-ジョン 3.3 摩耗形態とその遷移現象  3.3.1 摩耗形態の遷移と影響因子  3.3.2 材料の耐摩耗性の考え方  3.3.4 樹脂材料の摩擦摩耗の考え方 4.摩擦・摩耗の試験・評価・解析法 4.1 表面の機械的特性の試験・評価法 4.2 汎用摩擦摩耗試験法とそれらの特徴 4.3 新しい表面強度評価法(マイクロスラリーエロージョン(MSE)法) 4.4 トライボロジーの損傷の各種モニタリング法とそれらの特徴 4.5 表面損傷の機器分析と解析法 5.まとめ 5.1 役に立つ摩擦・摩耗の考え方のまとめ 5.2 これまでのトラブル解決例6.質疑応答