乳化重合・懸濁重合の基礎、反応機構と装置設計、重合プロセスの機能化

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 化学反応・プロセス   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~重合反応の仕組み、装置設計、高分子微粒子の粒子径・粒度分布の制御~

■乳化重合、懸濁重合の基本の理解、ラボから実プロセスへのスケールアップ、微粒子の粒子径制御・均一化と不具合対策、機能性粒子調製… ■重合反応容器や攪拌機の形状、反応温度の制御等、反応条件が高分子粒子の粒径分布にもたらす影響とは

 

日時

【ライブ配信】 2024年11月28日(木)  10:30~16:30【アーカイブ配信】 2024年12月13日(金)  まで受付(視聴期間:12/13~12/26)  受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ 

セミナー講師

大阪公立大学 大学院工学研究科 物質化学生命系専攻 化学工学分野環境・エネルギープロセス工学グループ 教授 博士(工学) 安田 昌弘 氏専門:高分子合成、高分子プロセッシング、反応工学、拡散分離工学、移動現象論、重合反応工学

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • 製本資料(開催日の4、5日前に発送予定))※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

セミナー趣旨

本講演では、重合反応速度論、化学平衡、相平衡、移動速度論の観点から、乳化重合の粒子数と粒径に及ぼす影響を考える。また、粒子内での重合反応という観点から懸濁重合を解説する。また、重合反応の動力学を計算化学的に集計することにより、分子量分布なども推定し、それらから生成高分子の物性制御につなげる手法についても概説する。次に、ラボスケールから重合プロセスまでの装置設計の指針として、反応工学的な解析を通して重合反応装置の設計指針を考える。さらに、重合反応容器や攪拌機の形状、反応温度の制御等、反応条件が得られる高分子粒子の粒径分布に及ぼす影響を解説するとともに、得られる粒子の粒径分布の狭い粒子を得るためにはどのような方法が望ましいのかを解説する。さらに、重合末期の反応度力学を概説し、重合反応における分子量制御などの経験則を数値化する試みも紹介する。最後に、機能性微粒子の開発手法を紹介し新しい高分子微粒子の開発方法についても紹介する。

受講対象・レベル

重合プロセスの設計・運転・管理、新規微粒子重合または既存の重合プロセスの開発・設計・機能化など

習得できる知識

重合反応速度論の基礎と応用,核生成理論,Smith-Ewartの理論,伝熱,モノマーからポリマーへの相転移現象,物質移動の基礎,攪拌,反応器設計

セミナープログラム

1.重合の基礎と乳化重合,懸濁重合 1.1 重合反応動力学と化学平衡 1.2 ラジカル重合とゲル効果 1.3 反応速度の測定 1.4 乳化重合とSmith-Ewart理論 1.5 核生成理論と粒子数(分散重合を例に) 1.6 分子量のシミュレーション 1.7 懸濁重合の重合動力学 1.8 重合末期の重合動力学2.重合の反応工学 2.1 重合反応器の設計 2.2 連続式反応器の滞留時間分布 2.3 重合相の相変化と反応液の撹拌、重合熱の除去 2.4 装置面からの粒径分布制御(液滴から粒子への相転移と粒径制御) 2.5 連続重合装置の設計と運転指針3.機能性微粒子の開発手法 3.1 ソープフリー乳化重合,分散重合,シード重合による   粒子の機能化および乱流場でのモノマー液滴の連続作製,マイクロデバイスを用いた液滴生成 3.2 重合反応性開始剤を用いたグラフト重合 3.3 マクロモノマーを用いたナノ高分子微粒子の合成4.まとめ質疑応答