リチウムイオン電池の電極構成,特性と新型電池の材料技術

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 電気化学   電気化学   省資源
開催エリア 全国
開催場所 ZOOMを利用したLive配信またはアーカイブ配信※会場での講義は行いません。

4〜5Ⅴ対応の電極 ,負極の膨張収縮への対応,電池軽量化に向けたパッケージ材 断熱・熱暴走対策のための新素材 , 電池リサイクルのための分離吸着など

 

日時

【Live配信】 2024年11月27日(水) 10:30~16:30【アーカイブ(録画)配信】 2024年12月4日まで受付(視聴期間:12月4日~12月13日まで)

セミナー講師

泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏

  【略歴】 1972年〜2000年 呉羽化学工業(株) 機能材料部技術担当部長       2000年〜2005年 三井物産(株) 無機化学本部PM       2005年〜2009年 エナックス(株) 米澤研究所 先端技術室PM       2005年〜2009年 NEDO 系統連系蓄電池システム 研究PM   ※電池関連の技術指導および講演,執筆多数

セミナー受講料

  1名につき55,000円(消費税込・資料付き)〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

受講について

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セミナー趣旨

1991年にSONY(株)によって創造された“リチウムイオン電池”は、33年後の現在、EVを始めグローバルな、モバイル電源のほぼ全てを担うに至った。しかし2024夏現在、あれほど勢いがあったEVと、EV用電池の生産量が急に低下した。特に欧米においてその状況が著しいが、順調な生産を継続する中国においても、その内容は特に原材料のコスト構成において、劇的な変化が見える。 EVの普及には電池コストが最大の障壁である、これはこの十数年言われ続けて来た。コストは正極材の問題であろうと考えていたが、意外にも正極のバインダーである、ふっ素ポリマー(PVDFなど)にも降りかかって来た。コバルトフリーの鉄リン酸リチウムLFP正極材への、大幅なシフトは、安価な水系バインダーの採用と相まって、フッ素ポリマーのサプライへの警戒論が出て来た。  元よりバインダーは発電要素ではなく、無ければないで済む存在である。同時に使用される溶剤NMPも、リサイクルコストも含めて、コストアップの原因である。筆者は1991年からバインダーに携わって来たが、上記の様な自己矛盾の意識は常にあった。今後の全固体電池を含む、リチウムイオン電池の更なる進展の為には、(湿式)バインダーを解消して乾式プロセスに移行し、更にはバイポーラー(双極子)電極によって、比容量Wh/(Kg、L)の大幅なアップの可能性を探りたい。

セミナープログラム

1.(基礎)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー  1.1 バインダーの役割と特性(1)セルの構成,接着と結着  1.2 バインダーの役割と特性(2)湿式プロセスにおける塗工  1.3 電気化学的な環境,充放電と酸化・還元  1.4 正極材の種類とバインダー,溶剤系vs.水系  1.5 負極材の種類とバインダー,溶剤系vs.水系2.(応用)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー  2.1 バインダーに関する直近12ヶ月の各社の開発動向  2.2 正極材の二極分化と選択,LFPとNMC三元系  2.3 負極材の多様化とバインダーの選択, 炭素系とシリコン系  2.4 フッ素系バインダーとフッ素系ケミカルの環境問題3.(展開)バインダーフリー,ドライプロセスとバイポーラー  3.1 バインダーフリーの電極板製造  3.2 ドライプロセスによる電極板製造  3.3 バイポーラー(双極子)セル4.(転換)全固体電池とイオン伝導  4.1 各社の開発動向,EV,電子部品と新たな産業用  4.2 固体電解質,硫化物系と酸化物系  4.3 全固体セルの構成,イオン伝導系と電子伝導系  4.4 正・負極材の電気伝導とイオン伝導,選択の基礎  4.5 半固体と全固体セル5.(多元)リチウム硫黄電池  5.1 非遷移元素の正・負極構成  5.2 バインダーレスの電極構成  5.3 目標レベルと可能性【質疑応答】※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。