粒子と適用系に応じた分散剤の選び方と配合設計技術
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 物理化学 物理化学 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。 |
★粒子径と凝集のしやすさの関係について詳解します! ★泡、ハジキ、ヘコミ、ムラなどのトラブル対策のヒントが得られる!
セミナー講師
ビックケミー・ジャパン(株) シニアソリューションナビゲーター 若原 章博 氏略歴1982年名古屋大学工学研究科修士課程修了、同年関西ペイント(株)入社1994年からビックケミー・ジャパン(株)入社、現在に至る
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込、資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
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セミナー趣旨
粒子の分散安定化は、塗布液・コーティング液を用いるほとんどのアプリケーションにおいて、もっとも重要な技術のひとつである。粒子・フィラーの特性に応じて、どのようにして分散安定化を図るのか、実施例を通じて基本的な考え方の理解を深める。また、分散剤の構造と特性、その選定方法に加え、膜物性への影響なども紹介する。併せて分散液の塗布・乾燥において生じがちな不具合の原因と、その対策についても述べる。SDGsの観点から、環境負荷低減に有用な添加剤開発状況にも触れる。
習得できる知識
・粒子の表面特性:酸塩基吸着・分散安定化のメカニズム:静電気的反発・立体障害安定化・コーティング液塗布時に起こる不具合現象と解決策:表面張力・レオロジー
セミナープログラム
1.粒子の分散安定化の基礎をおさえる 1.1 粒子の表面特性と吸着の考え方 1.2 マトリクスを形成する樹脂と相溶性の重要性 1.3 主な分散剤の構造と特徴と使い方 1.4 微分散安定化での分子構造を制御した分散剤の優位性
2.塗布・乾燥においてどのような不具合が生じるのか、その対策も 2.1 沈降防止・形状保持とレオロジー 2.2 基材への濡れ性と表面調整剤 2.3 特に水系での泡の対策と消泡剤 2.4 乾燥過程での移動現象と平滑性の向上
3.環境負荷低減に向け添加剤の取り組み 3.1 バイオベースの添加剤の開発 3.2 無機粒子層状ケイ酸塩によるレオロジーとバリアー効果
実験例は、溶剤系・水系・無溶剤系の視点と、熱可塑性プラスチック、塗料・インキ・インクジェット・放熱材料・セラミックス・電池など分野を広げて紹介します。
【質疑応答】