欧州森林デュー・デリジェンス規則(EUDR)の概要と国内外動向、および求められる企業対応
開催日 | 13:00 ~ 15:30 |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 農業技術 購買マネジメント 環境規格 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
大企業に対しては12月30日より適用開始となる欧州森林破壊防止規則(EUDR)によってどのような影響があるのか?その概要や成立背景から、企業への要求事項と必要な対応について等、関連政策との関わりを示しながら網羅的に解説。
セミナー講師
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第2部 シニアコンサルタント 大橋 柚香 氏
■ご経歴2018年より、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社にて、官公庁からの委託調査を中心に欧州を中心とした各国の環境関連政策の動向調査業務に従事。令和4年度食産業の戦略的海外展開支援事業(EU共通農業政策、EU容器包装前面表示制度、EU森林デューデリジェンスの動向分析委託事業)に従事。EUDRにかかる民間事業者向け勉強会など多数の実績を有す。2023年3月「みずほネイチャー・ポジティブデザイン」を立ち上げ。■ご専門および得意な分野・ご研究欧州環境・農業政策、持続可能な調達、ネイチャーポジティブ■本テーマ関連学協会でのご活動<講演>・第10回RTAJ講演会「EUDRの動向」(一般社団法人日本ゴムトレーディング協会主催セミナー)・「欧州食・農政策の動向~EU 容器包装前面表示制度、EU森林デューデリジェンス(EUDR)の動向~」セミナー (農林水産省委託事業)・TNFDが問う本質的な取組とは?~TNFD最終提言と持続可能な調達への応用~ (みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社主催セミナー)・TNFDに向け企業に求められる対応の最新動向と採るべき戦略(株式会社JPI(日本計画研究所)主催セミナー)
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名33,000円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき22,000円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名38,500円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき27,500円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
欧州森林デュー・デリジェンス規則(EUDR)の大企業に向けた発効を控え、EUDRへの事業者の対応方法や必要情報の概説を行う。またEUDRの背景については、森林破壊防止や責任ある調達にかかる国際動向を踏まえて、規則の草案から成立までの議論過程を調査した実績を基に、EU内(欧州委員会、欧州議会、EU理事会)での議論を踏まえ、今後想定される論点も含む幅広な解説を行う。更に、国内外の動向を踏まえて、EUDRへの対応を活用しうる規制や動向を紹介することで、背景・対策・関連政策等を網羅的にご紹介する。
受講対象・レベル
・EUDRに関心のある事業者・森林リスクコモディティを取り扱う事業者(EUDR対象の7品目)・持続可能な調達や森林破壊防止の国際動向に関心のある方
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど・EU森林デューデリジェンス規則(EUDR)
習得できる知識
・EUDRの背景、対応方法について知ることができる・EUDR検討過程での議論を踏まえた今後の対象拡大の可能性について知ることができる・EUDRの対応とその他の関連政策との関係について知ることができる
セミナープログラム
1.EUDRの背景 1-1.森林破壊が寄与しうる社会課題 1-2.森林破壊と商品作物の関係(グラスゴーリーダーズ宣言など) 1-3.責任ある原材料調達の動き 1-3-1.サプライチェーンデュー・デリジェンスの規制動向 1-3-2.サプライチェーンとサステナビリティ 1-3-3.原材料別のデュー・デリジェンスの義務化の動き 1-4.EUDR規則の検討過程 1-4-1.成立までの過程 1-4-2.今後想定される論点2.EUDRで求められる対応 2-1.EUTRとの関係 2-2.対象となる品目 2-3.EUDRのポイント①(対象製品、要件) 2-4.EUDRのポイント②(対象事業者、罰則規定、事業者に求められる対応) 2-5.EUDRのポイント③(必要書類、トレーサビリティ、提出方法(仮)) 2-6.第三者認証の動向3.EUDRによる国内外の動向と影響 3-1.EUDRの影響 3-1-1.EU域内の反応 3-1-2.第三国の反応 3-1-3.日本への影響 3-2.各国の対策動向 3-3.トレーサビリティ対応の動き4.EUDRへの対応と他のサステナビリティ対応の関係 4-1.国際的な森林リスクコモディティ対応の広がり(G7広島首脳コミュニケなど) 4-2.サステナビリティ対応との関係 4-3.他の森林関連デュー・デリジェンスとの関係(米国森林法、英国環境法) 4-4.関連規則との関係(コーポレートサステナビリティ・デューデリジェンス指令との比較)<終了後、質疑応答>
■講演中のキーワードEU森林デュー・デリジェンス規則EU Deforestation Regulation(EUDR)森林リスクコモディティ森林破壊防止持続可能な調達