<再生医療に求められる材料研究からのアプローチ>再生医療足場材料の研究開発・作製技術、組織再生への応用と最新動向

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 再生医療等製品技術   医療機器・医療材料技術   高分子・樹脂材料
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

■再生医療のキーマテリアル・最新技術動向を学ぶ!■多孔質構造制御、生体吸収性合成高分子×天然高分子の複合化、生体模倣足場材料、ナノ粒子複合材料

  受講可能な形式:【Live配信】のみ 

  ★骨の再生へ。軟骨の再生へ。皮膚の再生へ。筋肉の再生へ。心臓の再生へ。肝臓の再生へ。肺の再生へ。  ★足場材料:細胞を三次元的に分布させ、特定の形状を賦与しつつ、再生のためのスペースを提供するための支持体とは!

セミナー講師

(国研)物質・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター生体組織再生材料グループ グループリーダー 陳 国平 氏<主な経歴・専門・活動など>2000年10月~2004年3月 産業技術総合研究所 研究員、主任研究員、2004年4月~2006年12月 物質・材料研究機構 主幹研究員、2007年1月~現在 物質・材料研究機構グループリーダー、2011年4月~2017年3月 物質・材料研究機構MANA主任研究者・ユニット長、2013年10月~現在 筑波大学大学院NIMS連係物質・材料工学サブプログラム教授。2006年4月~現在 日本バイオマテリアル学会評議員、2008年10月~2011年9月 JSPS「再生医療の実用化」に関する研究開発専門委員会委員、2012年9月~現在 日本再生医療学会評議員、2015年11月~現在 日本バイオマテリアル学会理事、2024年1月~現在 TERMIS-APのChair Elect、2022年7月~現在 英国王立化学会のMaterials HorizonsのScientific Editor、2015年 英国王立化学会フェロー、2017年 American Institute for Medical and Biological Engineering(AIMBE) フェロー、2017年 国際バイオマテリアル学会連合フェロー、2023年Biomaterials Advances Innovation Award 2023受賞、2023年TERMIS-APのOutstanding Scientist Award受賞

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

■■■ 1名様で、11月1日申込み受付分から ■■■ テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合: 受講料 37,400円 (E-Mail案内登録価格 35,640円)※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

再生医療において、足場材料は細胞を三次元的に分布させ、特定の形状を賦与しつつ、再生のためのスペースを提供するための支持体として重要な役割を果たしている。また、足場材料は、細胞の接着、増殖から基質産生へ向かうように細胞の分化を制御できること、高い生体親和性、十分な機械強度など、実に様々な性質が要求される。加えて、理想的な組織再生を行うためには、増殖した細胞と産生された細胞外マトリックスが組織化し、新しい生体組織が形成される段階で多孔質材料は新しい組織に置換されることが望ましい。本講演では、再生医療のための足場材料の研究開発の最近の進歩と今後の展開について紹介する。特に、足場材料の多孔質構造の制御や生体吸収性合成高分子と天然高分子との複合化、生体模倣足場材料、ナノ粒子の複合材料などの例を挙げながら、再生医療に相応しい足場材料およびその製造方法について述べる。

習得できる知識

再生医療に応用できる足場材料の性質、設計及び作製技術に関する知識と技術が得られる。

セミナープログラム

1.再生医療開発に求められる材料研究のアプローチ 1.1 再生医療の現状 1.2 再生医療の要素技術 1.3 細胞を取り囲む微小環境 1.4 足場材料の役割2.足場材料の必要条件  2.1 足場材料の種類 2.2 足場材料の必要条件 2.3 細胞の機能制御 2.4 幹細胞の分化制御 2.5 生体適合性 2.6 生体吸収性 2.7 力学強度  2.8 足場材料の機能評価3.足場材料の現状 3.1 足場材料の原材料 3.2 生体吸収性合成高分子の足場材料 3.3 天然高分子の足場材料 3.4 細胞外マトリックス足場材料 3.5 生体模倣足場材料 3.6 複合足場材料 3.7 階層構造の足場材料 3.8 パターン化構造の足場材料4.足場材料の作製技術 4.1 ポローゲンリーチング法 4.2 相分離法 4.3 乳濁液凍結乾燥法 4.4 繊維融着法 4.5 三次元プリンティング法 4.6 氷微粒子法 4.7 生体模倣型マトリックス材料の作製法 4.8 生体模倣足場材料の作製法 4.9 複合多孔質材料の作製法5.ナノ粒子を導入した温熱足場材料の作製 5.1 温熱足場材料の設計 5.2 温熱足場材料の作製 5.3 温熱足場材料の評価 5.4 温熱足場材料の応用6.足場材料の再生医療への応用 6.1 軟骨再生 6.2 骨再生 6.3 骨・軟骨再生 6.4 皮膚再生 6.5 筋肉再生 6.6 心臓再生 6.7 肝臓再生 6.8 肺再生7.中国における再生医療足場材料の開発現状8.今後の展望  □質疑応答□