研究開発・製品開発投資の収益性評価と費用配賦の考え方・進め方
開催日 | 13:00 ~ 17:00 |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 財務マネジメント 経済性工学 技術マネジメント総合 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★事業やプロジェクトの収益性の評価と技術評価に沿った研究開発の原価の把握の考え方・進め方を習得! ※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
セミナー講師
コーポレート・インテリジェンス(株) 代表取締役 武富 為嗣 氏【略歴など】大手エンジニアリング会社、アーサー・D・リトル、AT カーニー、SAP などを経て、現在の会社設立。経営戦略、研究開発、M&A、サプライチェーンやIT のマネジメントのコンサルティングなど、20 数年の経験を有する。 前日本工業大学大学院技術経営研究科教授(プロジェクトマネジメント)。マサチューセッツ工科大学スローンスクールMBA、 東京工業大学工学修士、早稲田大学理工学部卒
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合38,500円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
企業を取り巻く経営環境はコロナを境に大きく変化し、失われた30 年の日本企業の国際競争力の低下が意識され始めました。アジア諸国の台頭による日本の製造業優位の消滅やデジタル化の遅れによる生産性の低下などが顕著になって来ております。この状況を打破して、成長を再現するには、改めて研究開発の強化と研究開発の効率化が求められております。しかし、ここにきて、日本企業の研究開発の投資効率が、他国に比べて大幅に低い上に、既存技術開発に固執する硬直性が言われ始めました。 このような経営環境の大転換時代の研究開発では、自社の既存の技術開発プロジェクトを見直し、事業と技術の両面から価値を評価し、現在の進め方で良いか、もっと生産性を挙げる必要があるか、あるいは、外部に出すか、提携かなど明確にして、戦略的に取り組む必要があります。 ここでは、このような研究開発推進に関する課題を見据えた上で、実践に即した研究開発投資の収益性の評価と技術評価に沿った研究開発の原価の把握の考え方・進め方を習得し、社内で実際に適用して、課題解決に適用することを目的とします。
セミナープログラム
1.企業経営のパラダイムシフトと研究開発が直面する課題 ・ デジタル破壊と事業構造シフト ・ M&A や提携を取り込んだオープン・イノベーションの加速化 ・ 研究開発は、“ものつくり”から、“ことつくり”へ
2.収益管理の仕組みと研究開発投資の位置づけ ・ ライフサイクルで捉える研究開発リスク ・ 事業のくくりと戦略に連携した原価の把握
3.研究開発の業務プロセスと研究開発費の見える化 ・ 研究開発の業務プロセスと研究開発費の配分 ・ 戦略に沿った研究開発費用の明確化と資産計上、費用計上
4.研究開発投資の収益性評価 ・ 価値の設計 ・ 研究開発テーマの投資収益性評価 ・ リスクによって変える投資のハードル ・ デジタル投資のシナリオプランニングと評価 ・ 不確実性の把握と研究開発投資の合理性
5.研究開発戦略と業務プロセスに連携した研究開発費の配賦の考え方 ・ フェーズに沿った研究開発費や製品開発費の配賦 ・ 技術主導のハイリスク型研究開発の業務プロセス ・ 市場差別化・改善型のローリスク型研究開発の業務プロセス ・ 研究開発費の配賦の課題と活動基準原価(ABC)による原価の配賦 ・ 標準原価と実際原価、原価差異
6. 研究開発各部門、プロジェクトの効率性の把握と全体管理 ・ 研究開発各部門の予実管理、稼働率、生産性管理 ・ 研究開発プロジェクトの全体管理とKPI の設定 ・ 研究開発投資と連動した事業の収益性の把握 ・ 研究開発の投資評価と原価管理の業務の進め方の組織レベル
【質疑応答】