乳化・可溶化の基礎とエマルションの調製・評価・設計技術
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★界面化学の基礎からエマルション設計まで、乳化・可溶化技術を深く理解しよう! ※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。【アーカイブ配信受講:2/25(火)~3/4(火)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
奈良女子大学 研究院自然科学系化学領域 教授 博士(工学) 吉村 倫一 氏【ご専門】コロイド・界面化学【ご略歴】・日本化学会コロイドおよび界面化学部会 役員会幹事・日本化学会コロイドおよび界面化学部会 関西支部 副支部長・日本油化学会 関西支部 常任幹事長
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
乳化および可溶化の技術は、化粧品や医薬品などのさまざまな産業分野で使用され、界面活性剤(乳化剤)が必要不可欠です。使用目的に応じて最適な界面活性剤を選択することで、安定かつ高機能なエマルションや可溶化状態を得ることができます。 本セミナーでは、まず、乳化や可溶化の技術に欠かすことのできない界面活性剤(乳化剤)について、構造と性質、評価の原理・方法、測定データの解析、界面吸着とミセル形成の2大物性を丁寧に詳しく解説します。乳化・可溶化・マイクロエマルションの解析には相図を使うことも多く、1、2、3成分系の相図の見方や一般的な性質を詳しく説明します。次に、乳化および可溶化について、調製や評価方法、構造の解析方法、安定化させるためのテクニックなど、基礎から詳しく説明し、技術の応用例を紹介します。 最後に、転相乳化や液晶乳化などの一般的なエマルションの調製技術を概説し、ピッカリングや3相乳化法などのエマルション調製の技術についても解説します。
受講対象・レベル
・若手技術者や新人の方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から丁寧にわかりやすく解説いたします。
習得できる知識
・乳化および可溶化に必要な界面活性剤(乳化剤)の種類と性質を習得できる。・乳化および可溶化の理解に必要な相図の見方と描き方が理解できる。・乳化および可溶化の基礎理論、エマルションの調製・評価方法を習得できる。・エマルションの最新の設計技術を習得できる。
セミナープログラム
1.乳化・可溶化のためのコロイド・界面化学と界面活性剤の基礎知識 1-1.コロイド・界面化学 1-2.界面活性剤の種類と特徴 1-3.界面活性剤の基礎的性質 1-4.界面活性剤の性能評価 1-5.界面活性剤のミセル形成 1-6.界面活性剤の泡沫 1-7.親水性ー疎水性バランスHLB
2.相図の基礎と活用法 2-1. 相図の基礎:1成分系の相図 2-2. 2成分系の相図 2-3. 3成分系の相図
3.可溶化の基礎 3-1.可溶化とは 3-2.可溶化ミセル溶液の調製と評価方法 3-3.可溶化ミセル溶液の構造解析方法 3-4.可溶化の位置 3-5.可溶化に及ぼす因子 3-6.マイクロエマルション 3-7.可溶化技術の応用例 4.乳化の基礎 4-1.乳化・エマルションとは 4-2.エマルションの生成と調製方法 4-3.エマルションの安定性と崩壊 4-4.エマルション安定性の評価方法 4-5.乳化技術の応用例
5.エマルションの設計技術 5-1.一般のエマルションの調製技術 5-2.高次構造の集合体を用いたエマルション 5-3.ピッカリングエマルション 5-4.3相乳化法によるエマルション
【質疑応答】
キーワード:界面,乳化,可溶化,エマルション,基礎,評価,調製,セミナー,講演,講義