わかりやすいQFD(品質機能展開)の進め方〜効率的な展開手順・方法をお伝えします〜
開催日 | 13:00 ~ 17:00 |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 品質機能展開(品質表) 商品企画 品質機能展開(品質表) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したオンライン講座 |
大きな手間をかけずによい結果を得るためのQFD展開を学ぶ!
要求品質の整理,重要度判定,開発活動のムダを省く着眼のしかたなど,具体例を交えてQFDの考え方・手順,要求品質展開表をやさしく作成する手順を解説します!
セミナー講師
池田 光司 氏(有)アイテムツーワン 代表取締役技術士(経営工学部門)
東北大学大学院工学研究科修士課程修了、日本ガイシ株式会社(セラミックス製品開発、TQC推進)を経て、有限会社 アイテムツーワン代表取締役。企業の品質管理全般にわたるコンサルティングを行い、基礎的な統計やQC的問題解決からQFDやタグチメソッドまで幅広くカバーする。
(著書)・エクセルによる即効問題解決(共著) 日科技連 2004年・QED・TRIZ・タグチメソッドによる開発・設計の効率化(共著) 日科技連 2005年
セミナー受講料
35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
セミナー趣旨
品質機能展開(QFD)は,1978年に日本で誕生しました。効率的な新製品開発の進め方として,日本国内にとどまらず,世界に注目されて発展してきました。 しかしながら,手間がかかりすぎる,手法に難解な部分があるといった点から,良さは理解していてもなかなかうまくいかず,途中であきらめたり,導入をためらったりする企業も少なくありません。 QFDを手法ではなく,「感動製品を効率的に開発する」仕事の進め方であると考えると,これらの課題が解決します。 本セミナーでは,大きな手間をかけずによい結果を得るためのQFD展開をお話しします。 要求品質の整理,重要度判定,開発活動のムダを省く着眼のしかたなどについて,ムリなくできる内容をお伝えします。 この内容はUSAでは Fukuhara method と呼ばれ,広く普及しています。
顧客に喜ばれる製品の企画が安定してできてはいない新製品開発活動でやり直しが多くて困っているQFDのメリットは理解しているが難しそうだQFDをやってみたがうまくいかなかったなどと感じていらっしゃる方に,よいきっかけを提供できるセミナーです。
【講座のねらい】なぜQFDが有効なのかを理解する。やさしいQFD展開のしかたを理解する。【講座のポイント】具体例を交えてQFDの考え方・手順を解説します。要求品質展開表をやさしく作成する手順を詳細に説明します。開発でのやり直し防止の着眼点を伝授します。
受講対象・レベル
・製造業で新製品開発にかかわる部署の幹部社員・中間管理者・担当者(営業企画,製品企画,設計,試験,生産技術,調達,製造,品質保証など)・「QFDは初めてだが関心がある」,「以前にやってみたがうまくできなかった」と感じている方には,特に有効です
セミナープログラム
- 1.QFDとは
- 1.1 よい品質を考える
- 1.1.1 よい品質の提供が企業を支える
- 1.1.2 市場が要求する品質の変遷
- 1.1.3 顧客満足のしくみ
- 1.2 開発(活動)の課題
- 1.2.1 やり直しのムダは簡単に解決できる
- 1.2.2 CAPDからPDCAへ発想を変えて開発の期間短縮
- 1.3 QFDとは
- 1.3.1 新製品開発活動に対する5つの着眼
- 1.3.2 「品質の展開」と「品質機能の展開」
- 2.顧客の感動を得る製品企画
- 2.1 要求品質(VOC)の整理
- 2.1.1 市場調査の限界
- 2.1.2 VOCの整理手順
- 2.2 要求品質展開表(品質表)の作成
- 2.2.1 VOCの重要度判定手順
- 2.2.2 品質特性への変換のしかた
- 2.2.3 品質表の作成
- 2.2.4 バランスのよい企画目標の設定法
- 3.効率のよい開発活動
- 3.1 重点項目の展開
- 3.2 できばえ保証
- 3.2.1 効果的なDRのすすめ
- 3.2.2 作りやすさへの配慮
- 3.2.3 生産準備での留意事項
- 4.QFDの期待効果
- 5.おわりに
- ◎ 質疑応答