なぜなぜ分析の要点・基本ステップと具体事例
開催日 | 13:00 ~ 17:00 |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | なぜなぜ分析 ロジカルシンキング |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
・なぜなぜ分析を体系的に学んでみませんか? ・一般的な考え方は?ご自身のやり方との差異は?・今回も、講師オリジナルの分析シートを進呈します。
セミナー講師
平井そうけん 代表 平井 義典 氏
■ご略歴1974年4月 大阪大学基礎工学部機械工学科入学1978年4月 同大大学院基礎工学研究科物理系(前期課程 機械工学分野)入学1980年4月 三菱電機(株) 入社(静岡製作所に配属, 静岡製作所→本社→冷熱システム製作所→本社)2016年4月 菱電旭テクニカ(株)に転籍(2014/12~2016/3は三菱電機 静岡製作所から出向)2020年3月 同社退任2020年8月 “平井そうけん”を開業※(株)情報機構でのセミナー講演等、企業の現場担当者への教育・指導に当たっている。
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
現代のもの造りでは、1)市場に不良品を流出させない, 2)製造工程のどの工程でも不良を発生させず、次工程に不良を流出させない、ということだけでなく、 3)不良を発生させない設計・開発工程というものも要求されています。 失敗は発明の母と言いますが、その失敗から上記の要求に対し、最良の教訓を引き出す手段がなぜなぜ分析なのです。ただ、そのなぜなぜ分析が必ずしも上手く実践されているとは言えないケースが散見されているようです。 私は、なぜなぜ分析を確実に展開し、真の原因を特定するための核となるのがロジカルシンキングである、と主張しております。本セミナーでは、その具体的な方法論と実施手順について解説します。
受講対象・レベル
・技術者・研究者の方で、なぜなぜ分析を体系的に学びたい方・品質保証や生産管理等の業務に就いている方・独習した、我流のなぜなぜ分析に限界を感じている方・自社で採用しているなぜなぜ分析が適切なのか確認したい方・自社内になぜなぜ分析のノウハウが無いという方 等
習得できる知識
・なぜなぜ分析の一般的知識・なぜなぜ分析推進の基本ステップ(観察→推論→仮説→検証)・なぜなぜ分析に役立つロジカルシンキングと論理学の方法論・なぜなぜ分析の成果を製造標準(図面・QC工程図・作業標準)へ落とし込む方法・ロジカルシンキング能力を向上させる方法
セミナープログラム
1.なぜなぜ分析とは何だろうか? 1.1 なぜなぜ分析の定義と種類 1.2 なぜなぜ分析の目的・ゴールとは:究極の目的はZero Defect 1.3 なぜなぜ分析を設計・開発工程の改善にどう役立てるか。 1.4 製造現場改善ツールとしてのなぜなぜ分析2.なぜなぜ分析の推進エンジンとしての基本ステップ, ロジカルシンキング, 論理学の或る定理 2.1 なぜなぜ分析の基礎となる基本ステップ(4つのプロセス)となぜなぜ分析の実施手順 観察→推論→仮説→実証(検証) ※各プロセスを詳細に解説します。 2.2 相互に重なりなく, 且つ漏れのない“なぜなぜ分析シート”への展開を可能にするロジカルシンキング :MECE ; →Why So? ; ←So What? 2.3 なぜなぜ分析が正確に展開できていることを確信させる論理学の或る定理 定理:命題が真(偽)ならばその対偶も真(偽)である。3.上記なぜなぜ分析の推進エンジンを活用した具体的事例 3.1 なぜなぜ分析を進めていく上での一般的注意事項 3.1.1 なぜなぜ分析を実施していく上で養うべき能力と考え方 3.1.2 なぜなぜ分析のやり方と実施手順 3.1.3 簡単な事例と実施上の注意事項(11項目) 3.1.4 なぜなぜ分析の実施手順:まとめ 3.2 基本ステップを活用した加工技術開発事例(仮説→検証 の具体事例) 3.2.1 切削加工ではなぜ要求仕様を原理的に実現できないのか?(仮説と検証) 3.2.2 研削加工ではなぜそれが可能なのか?(真因の排除が可能か、という視点) 3.3 事例:樹脂シートの固定にネジ締めを正しく適用する(ネジ締めの正しい論理)4.なぜなぜ分析のためのロジカルシンキングの能力をどうやって改善していくか 4.1 普段、身に付けておくべき習慣 4.2 科学の古典から論理を学ぶ:事例<質疑応答>