ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 物理化学 物理化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★基礎理論から測定技術まで※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信受講:1/20(月)~1/27(月)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
大阪公立大学大学院 生活科学研究科 教授 博士(理学)/(株)イロラボ 代表取締役 酒井 英樹 氏【ご専門】居住安全人間工学【ご経歴】1996年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。理学博士。早稲田大学理工学部助手,大阪市立大学生活科学部講師,准教授,教授を経て2022年より現職。2024年株式会社イロラボ設立、代表取締役。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
----------【当日のテキスト資料について】----------・資料付(PDFデータでの配布) ※紙媒体での配布はございません。 ※セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
素材表面を濡れやすくしたり、濡れにくくしたりする技術は、さまざまな分野で必要とされ、また、問題になっています。本セミナーでは、濡れる、という現象を理解するために必要な知識を、基礎の基礎から徹底的に解説します。そして,理論に基づいた素材のぬれ性の測定法、評価法を解説します。さらに、ぬれを上手に利用するには、どうすればよいか、その考え方をお教えします。
受講対象・レベル
・若手技術者
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありませんが、表面張力や液体の接触角の測定装置を使ったことがない場合は、事前に一度触っておかれることをお勧めします。
習得できる知識
・ぬれ性の基礎知識が身につく。・接触角測定のコツがわかる。・測定値を正しく解釈できるようになる。・ぬれ性の制御法の考え方がわかる。
セミナープログラム
1. ぬれの基礎 1-1. ぬれとは何か (1) 用語解説 (2) 表面・界面張力の原理 (3) ぬれは熱力学的な現象である (4) 表面・界面張力の熱力学的な定義 (5) 単位のはなし (6) 液体の表面張力の測定法 1-2. どうしてぬれたり,ぬれなかったりするのか (1) ぬれるための条件 (2) 付着ぬれ、拡張ぬれ、浸漬ぬれ 1-3. ヤングの式とラプラスの式 (1) ヤングの式の意味 (2) ラプラスの式の意味 (3) 液滴の形状を考える
2. ぬれ性の測定と評価 2-1. さまざまな接触角 (1) 複合面のぬれ(カシーの式) (2) 凸凹面のぬれ(ウェンゼルの式) (3) 気体の吸着と液体の吸着(ウェンゼルの式の破綻) (4) 超はっ水の発現は難しい (5) 各種接触角のまとめ 2-2. 表面とは何か (1) 金属の表面 (2) 高分子の表面 (3) 接触角の文献値はアテにならない 2-3. 接触角の二大測定法 (1) ウィルヘルミの吊り板法(垂直板法) (2) 液滴法(静滴法) (3) 接触角が0度のときはどうするか?
3. ぬれ性の分析法と応用例 3-1. なぜ表面自由エネルギーの理論が必要なのか? (1) モデル化の功罪 (2) 分子間力の種類 3-2. 表面自由エネルギーに基づく表面分析法 (1) フォークスの式 (2) 分散成分の測定法 (3) 拡張フォークスの式 (4) バナスの酸・塩基の式 3-3. ぬれのさまざまな利用法 (1) ぬれ性の制御の考え方 (2) フッ素がもてはやされる理由 (3) さまざまな利用法 (4) ぬれ色の測定 (5) 今後の方向性
【質疑応答】
キーワード:ぬれ性,濡れ,表面張力,界面,接触角,測定,評価,セミナー,講演