利益損失を防ぐ自社と顧客の経済的リスクを根拠にした「安全係数と検査基準・規格値」決定法【損失関数の基礎と応用】速習
開催日 | 13:00 ~ 15:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 損失関数/許容差設計 品質工学(タグチメソッド)総合 安全工学一般 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★JISに準拠し、勘コツ経験に頼らない合理的な安全係数と規格値の検討法【希望者に自社課題検討に転用可能なテンプレート提供】※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:3/12~3/21】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
MOSHIMO研 代表 福井 郁磨 氏<略歴>1993年4月~ オムロン(株):電子部品の原理開発、加工技術開発、ロボットの研究開発、人の聴感判定を機械化した検査装置開発などに従事2006年6月~ パナソニック(株):生活家電の要素技術、製品開発などに従事2007年11月~ 東レ(株):液晶ディスプレイなどの微細加工技術開発などに従事2010年4月~ LG Electronics Japan Lab(株):関西の新規研究所設立責任者、洗濯機チームリーダー、オープンイノベーション室長を歴任2015年5月~ MOSHIMO研:製造業支援、開発コンサルティング、生活関連用品などの研究開発に従事※人工知能応用技術、実験計画法、品質工学に関して、電子部品・ロボット・加工技術・検査技術・生活家電などの分野で、約29年の経験を持つ。・日本品質管理学会会員・品質工学会会員
セミナー受講料
44,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合36,300円、 2名同時申込の場合計44,000円(2人目無料:1名あたり22,000円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
製造業では、市場での事故や問題発生を防ぐために、製品に対して開発・設計時に安全係数を設定し製品仕様に余裕を持たせ、量産展開時には不良品判定を行う規格値管理(検査基準・閾値判定)を行い、良品のみを出荷しています。 しかし、それでも製品が市場で事故や問題を起こす場合があります。また、生産で不良率を管理し、トラブル時は規格値・公差を厳しく設定しなおしても、市場クレームが減らず、コストのみが増大することも多々あります。 このような場合、安全係数や規格値に対する根本的な考え方に誤りがあるケースがほとんどです。 開発・設計時の安全係数、量産展開時の規格値を決定する際、何を根拠に決定しているでしょうか?また、その安全係数、規格値は顧客満足を高め、同時に企業の経済性を考慮した決定でしょうか? 本講座では、安全係数(安全率)・規格値(閾値、公差、許容差)の合理的な決定方法を求めている方々に、経済性を根拠に合理的に安全係数、規格値を決定する方法である『損失関数(JIS Z 8403)』について、解説いたします。 本講座の手法を使うことで、勘コツ経験から脱却し、品質とコストのバランスが取れた安全係数と規格値を合理的に決定することが可能になります。※本講座は、演習がありません。演習をご希望の場合は1日セミナーを受講ください。
受講対象・レベル
・製品開発、要素技術、生産システム、加工技術などの技術者、及び管理職・品質管理部門の技術者、及び管理職・重大事故を避けるための安全係数、検査基準(規格値、閾値)の合理的な決定方法を求めている方々・安全係数、閾値の設定を勘コツ経験から脱却したいと考えている管理者の方々・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、閾値の設定を行いたい方々・品質工学の重要概念の1つである損失関数を学びたい方々※技術コンサルタントの方や、講師業の方は、受講をご遠慮ください。
必要な予備知識
※損失関数、安全係数、許容差に関する予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・重大事故を避けるための安全係数、規格値の合理的な決定方法・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、規格値の決定方法・品質工学の重要概念『損失関数』(JIS Z 8403(製品の品質特性-規格値の決め方通則))の基礎知識と応用事例
セミナープログラム
1.品質工学概要 1)品質工学とは 2)損失関数の位置づけ
2.安全係数、閾値、損失関数の概要 1)安全係数(安全率)、閾値(許容差、公差、規格値)の関係 2)機能限界の考え方 3)基本計算式
3.閾値(許容差)の決定方法ケーススタディ 1)目標値からのズレが市場でトラブルを起こす製品の閾値決定 2)騒音、振動、有毒成分など、できるだけ無くしたい有害品質の閾値決定 3)無限大が理想的な場合(で目標値が決められない場合)の閾値決定
4.全体質疑応答
キーワード:品質工学,損失関数,安全係数,閾値,不良率,工程能力指数,セミナー