ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 高分子・樹脂材料   分析・環境化学   高分子・樹脂加工/成形
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。

★実務経験豊富な講師が複雑な“構造⇔物性”の関係をスッキリと説明! 毎年好評のセミナーです!

セミナー講師

積水化学工業(株)  開発研究所 機能材料開発センター 博士(工学) 村山 智 氏【専門】高分子科学(ポリウレタン) 【ご活躍】 ポリウレタン研究会 委員

セミナー受講料

  1名につき 55 ,000円(消費税込、資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

受講について

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セミナー趣旨

ポリウレタンは原料、構造、応用分野とも大変幅広いポリマー材料であるため、受講者の専門や興味関心に可能な限り合わせて講義する。また、個別の技術相談にも応じるので、受講者の課題解決にも有効。

習得できる知識

ポリウレタンの基礎から応用展開まで幅広い知識。特に原料選択や設計と、得られる材料の構造や物性の関係について。また劣化機構とそれに基づく対策について。

セミナープログラム

第1部 ポリウレタンの基本 1.ポリウレタンとはどんなポリマーか 2.ポリウレタンの分類 3.ポリウレタンの合成,製造 4.ポリウレタンの原料 5.ポリウレタンの分類 5.1 形態による分類 5.2 分子構造による分類

第2部 ポリウレタン原料の特徴と選定法 1.イソシアネート  1.1 イソシアネートとは  1.2 イソシアネートの特徴  1.3 イソシアネートの分類  1.4 芳香族イソシアネート類   1)MDI   2)TDI  1.5 脂肪族イソシアネート類   1)HDI   2)IPDI   3)H12MDI  1.6 その他のイソシアネート類  1.7 ブロックイソシアネート  1.8 イソシアネートの特性  1.9 イソシアネートの合成・製造  1.10 イソシアネートの反応  1.11 イソシアネートの誘導体   1)ウレタン・アロファネート   2)ウレア・ビュレット   3)イソシアヌレート(3量化)   4)カルボジイミド・ウレトンイミン   5)その他の誘導体 2.ポリオール  2.1 長鎖ポリオールの分類   1)ポリエーテル   2)ポリエステル   3)ポリカーボネート   4)ブタジエン系   5)植物油系ポリオール   6)ヒマシ油ポリオール  2.2 短鎖ポリオール  2.3 アミン類  2.4 ポリオールの種類とポリウレタンの物性 3.触媒  3.1 触媒の分類   1)金属触媒   2)アミン触媒  3.2 触媒の機能

第3部 ポリウレタンの応用技術 1.熱可塑性エラストマー(TPU) 2.熱硬化性エラストマー(TSU) 3.弾性シーラント 4.弾性繊維 5.ポッティング材 6.人工皮革・合成皮革 7.塗料  7.1 塗料の設計  7.2 塗料用イソシアネート硬化剤 8.接着剤 9.バインダー 10.フォーム  10.1 硬質フォーム  10.2 軟質フォーム

第4部 ポリウレタンの分子構造と合成法 1.ハードセグメントとソフトセグメント(一次構造) 2.高次構造(相分離構造) 3.合成法〜構造—物性の関係  1) ワンショット法造  2) プレポリマー法と構造 5.ポリオール鎖長と構造 6.原料組成比と構造 7.イソシアネートと分子設計

第5部 ポリウレタンの劣化と安定化 1.劣化現象  1.1 黄変  1.2 強度低下 2.熱劣化 3.光劣化 4.加水分解 5.安定剤の場合  5.1 光劣化の場合  5.2 加水分解の場合

第6部 ポリウレタンの評価法 1.FTIR 〜組成解析、構造解析〜  ・イソシアネート  ・ポリオール  ・ ウレタン  ・アロファネート  ・イソシアヌレート  ・ ウレトジオン  ・カルボジイミド・ウレトンイミン  ・ウレア  ・ビウレット 2.引張試験 3.動的粘弾性 4.その他

第7部 各種ポリウレタンの物性と機能制御    (皆様のご質問に対応いたします) 1.力学的物性 2.硬度・柔軟性 3.接着性 4.透明性 5.耐加水分解性 6.耐熱性・耐火性

【質疑応答】