★塗料・接着剤用途を中心に
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。
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セミナー趣旨
ポリウレタン原料と製品の工業化はすでに半世紀以上の歴史を持つ。その中でも、非発泡ポリウレタンは塗料、接着剤、シーリング材などの分野で大きな実績を示している。また最近は脂肪族イソシアネートベースのポリイソシアネートの新製品や水性ポリウレタンディスパージョン(PUD)の新規投入も顕著である。
しかし、昨年夏から施行された欧州REACH規制により、塗料用硬化剤であるポリイソシアネート中の残存モノマー含有量規制が強化された。本セミナーでは、これら新製品の要求特性を説明する。その要求特性を達成するべく新規原料の開発・投入の動きがある。理解を容易くするために、ポリウレタンの基礎や原料開発の歴史をもステツプを追って説明する。筆者の最近10年の発表文献や講演資料をベースに説明し、環境対型としての水性PUDの動向にも言及する。
溶剤型のみならず、水性PUDの技術や市場開発に興味のある方の参加を求めます。
受講対象・レベル
・ポリウレタン塗料や接着剤のメーカー、加工メーカーの研究開発・生産製造に携わる方
・ポリウレタン原料について基礎から学びたい方
習得できる知識
・ポリウレタン原料の基礎とポリウレタンの概念
・ポリウレタン塗料・接着剤の原料と最新動向
・水性PUDの基礎・水性架橋剤と現状、今後
セミナープログラム
1.ポリウレタンとは、種類と主な用途
2.ポリウレタン原料、化学構造、反応性、特性など
2-1 ジイソシアネートモノマー
2-2 ポリオール
2-3 その他副資材
3.ポリウレタン塗料・接着剤とその原料
3-1 ポリウレタン塗料・接着剤の概要と得意な分野
3-1-1 ポリイソシアネートとは
3-1-2 超低フリーモノマー含有(ULM)PICの開発動向
3-1-3 ポリオール、特殊ジオールの展開
3-2 ポリウレタン塗料・接着剤の用途
3-2-1 常温乾燥型(木工、Deco)
3-2-2 強制乾燥型(自補修、プラスチック)
3-2-3 焼付硬化型 (工業用、自動車ライン)と低温硬化志向
4.PURの劣化と安定化対策、バイオ分解性の可能性
4-1 メカニズム・要因と原料での対策
4-3 今後の対策と方向性
5.水性ポリウレタンとその原料
5-1 PUDとその用途
5-2 各種PUDとその原料
5-3 PUDの架橋剤・硬化剤
5-4 水性2K-PURの現状と今後
6.新規分野とその要求特性, など
7.まとめと今後の展開
【質疑応答】
セミナー講師
ORR& BOSS シニアコンサルタント 桐原 修 氏
《専門》
高分子、ポリウレタン、塗料原料、フィルム
《略歴》
1975年03月 北海道大学 理学学部 高分子学科 修士課程修了
1975年04月 住友バイエルウレタン(株) 入社
2013年12月 バイエルマテリアルサイエンス(株) 退社
2014年01月 フリーランスの技術コンサルタント開始
《活動等》
日本、韓国、台湾のクライアント数社への技術コンサルを実施している。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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