光導波路の(感光性樹脂)材料設計、その微細加工方法について
国内企業における従来材料を例に挙げ解説します!
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。アーカイブ配信はございません。
セミナー趣旨
プリント配線板の作製プロセスが流用できる光導波路の光インターコネクト及び光回路部品への応用は、古くから検討が行われてきている。しかし、従来の電気基板、配線におけるプロセス及び材料技術の向上により、これまで本格的な光化の市場は開かれてこなかった。このような背景から、これまで多くの国内光導波路メーカーが開発検討を止めていった経緯があるものの、近年、再度需要が高まりつつあるように感じられる。
そこで本講演では、光導波路に要求される各種特性に対して試みられてきた材料設計、及び、その微細加工方法について、国内企業における従来材料を例に挙げつつ紹介する。
習得できる知識
・ポリマー光導波路に求められる各種要求特性
・ポリマー光導波路用感光性樹脂の材料設計の基本
・ポリマー光導波路の各種作成方法の基本
・既存のポリマー光導波路用感光性樹脂の設計例
セミナープログラム
1.光インターコネクトにおける光導波路の役割
2.光導波路用感光性樹脂の材料設計
2-1.光導波路用材料に求められる物性と課題因子
2-2.光学特性の付与
・ 低損失(吸収損失、散乱損失)
・ 光閉じ込め性
2-3.耐熱特性の付与
・ 耐熱黄変
・ 黄変の抑制策
2-4.機械特性の付与
2-5.微細加工性の付与
3.ポリマー光導波路の作製方法
3-1.フォトリソグラフィー法
3-2.フォトブリーチング法
3-3.フォトアドレス法
3-4.RIE法
4.国内各社における光導波路材料の設計例
キーワード:
光導波路,感光性,樹脂,フォト,ポリマー,材料,設計,微細,加工,モジュール,ファイバー
セミナー講師
九州産業大学 生命科学部生命科学科 准教授 博士(工学) 平山 智之 氏
<ご専門>
高分子材料化学、有機合成
<学協会>
日本化学会、高分子学会、ポリマー光部品技術特別研究専門(POC)委員会
<ご略歴>
平成17年 九州産業大学大学院博士後期課程生産システム工学専攻 修了
平成17年 住友化学株式会社 つくば研究所 博士研究員
平成18年 日東電工株式会社 主任研究員
平成29年 九州産業大学 生命科学部 准教授
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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