マイクロバイオーム最新市場動向とブレークスルー要件
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | 生物・細胞技術 医薬品技術 食品加工 |
開催エリア | 全国 |
〜治療薬から診断・分析、食品、農畜水産業、スキンケア、工業プロセスまで広がる微生物応用の可能性〜
開催日 2024年 9月24日(火)
セミナー講師
沖為工作室合同会社 Founder&CEO沖本 真也(おきもと しんや) 氏
1998年 桐蔭学園高等学校理数科卒業。大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、社会人として働きながら米国大学でMBA取得。2003年 社会人として主に営業職として従事。製造業界において複数の企業で新製品の開発および上市業務を担当。市場調査業界では、マイクロバイオーム、再生医療、EV、自動運転等の市場調査のマーケティングを手掛け、業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。2020年 沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、先端技術の市場分析を提供。2024年 グローバルビジネス情報誌『CEO Insights Asia』の「日本のビジネスコンサルティングにおけるトップ10リーダー2024」に選出。 https://www.chong-wei.com/news/founder-ceo-top-10-leaders-in-business-consulting-in-japan-2024
セミナー受講料
1名につき 33,550円(税込) 同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 2時間37分 テキストデータ(PDF形式)つき ■セミナーオンデマンドについて <1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。 <2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
セミナー趣旨
マイクロバイオーム治療薬は対象疾患によって進捗具合の異なりが見え始めており、有効なデータが取れず、商業化が遅れるケースも出ています。一方、研究の対象は特定菌株から複数菌株のコンソーシアムに移行しつつあります。また統合オミクス解析ベースのプロジェクトが行われていますが、個人間の腸内細菌叢の違いが、疾患の発現に関連している可能性が認められる一方で、明確なバイオマーカーの同定にはいたっていません。こうした環境の中、16S解析やメタショットガン解析、シングルセルアプローチ等、細菌分析アプローチの他、組織中の形態学的位置情報をリンクさせる空間トランスクリプトーム解析も近年、注目されています。
またマイクロバイオームは治療薬や食品の他、スキンケアや農畜水産業でも用いられています。さらにカーボンニュートラルがトレンドになる中で再生可能エネルギーとバクテリアを応用し、合成ガスを有用物質に変換するプロジェクトがグローバル規模で展開されています。微生物の生態はまだ明確には解明されていませんが、微生物が人の身体と密接に関わっており、独自の機能を持っていることは自明であり、微生物は今後も人類の主要な研究テーマの一つであり続けることが想定されます。
本セミナーでは、マイクロバイオーム市場に関わる企業の取り組みを取り上げ、さらに市場規模から技術トレンド、シーケンシング、健康食品、農畜水産業、スキンケア、工業プロセス等への応用、規制、マーケティングについてまで、幅広く解説します。
セミナープログラム
1.マイクロバイオーム市場トレンド (1)マイクロバイオーム市場サマリー (2)マイクロバイオーム治療薬・最新企業トレンド (3)拡大を続けるプロバイオティクス市場とリスク (4)規制動向2.マイクロバイオームアプリケーション別分析 (1)治療薬 1.マイクロバイオームと治療薬 2.商業化と出口戦略 (2)診断 1.マイクロバイオームシーケンシング 2.オミクス解析と空間トランスクリプトーム 3.FISHアプローチとマイクロバイオーム (3)健康食品 1.主要プロバイオティクス企業動向 2.ポストバイオティクス (4)スキンケア (5)口腔および歯科用 (6)農畜水産業 (7)工業用途 1.工業用途向け菌株開発動向3.企業別動向 (1)Seres Therapeutics (2)Nestle (3)Probi (4)Lactobio (5)LanzaTech4.市場規模予測5.まとめ