研究開発テーマを『正しく定量的に』評価・選定する個別評価法と評価システム・全体体系の構築

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 技術マネジメント総合   アイデア発想法一般   ステージゲート法
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~ 正しく・確実にテーマを評価、選択するための仕組みの構築 ~

■研究者の熱意、上司の思い込み、社内カリスマの価値観等… 偏った視点基準などでテーマを評価、選択してませんか?・今こそ誰もが納得できるテーマの正しい評価の仕組みの構築を様々な研究開発テーマの評価をメリット・デメリットも含めて包括的に解説 ・明確な指標や基準を設けて、収益を生みだす・将来性のあるテーマを見極めて、資源を集中させるために・本当にいいテーマを評価できる正しい仕組みの構築とその運用 ・不確実性・複雑性・未知の領域に対応するテーマの「正しい」「確実な」取捨選択、判断、見極め ・スコア法、ディスカウント・キャッシュフロー、ステージゲート、NPV、IRR…

 

日時

【ライブ配信】2025年2月20日(木)10:30~16:30【アーカイブの視聴期間】2025年2月21日(金)~2月27日(木)  受講可能な形式:【ライブ配信(アーカイブ配信付)】のみ 

セミナー講師

ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1月1日からの1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講について

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

企業の研究開発活動は、社内で「相当の経営資源を使いながら、期待された成果を出していない」と非難され、残念ながら現実にもそうであることは多いものです。この問題の根源的・共通的な原因に、テーマの評価・選択が適正に行われていないことがあります。多くの企業においてテーマの評価・選択は、担当する研究者の熱意の強さや評価する上司の属人的な思いや価値観で決められています。しかし、このような偏った視点に基づく評価は大変危険です。そこには正しい評価の仕組みが必要です。本セミナーにおいては、『木』(個別評価法)と『森』(全体評価体系)の両方学んでいただきます。最初に『木』の議論として、代表的な研究開発テーマの評価法について、いくつかの演習を含め、学んでいただきます。この中には、代表的な財務指標での評価法であるディスカウント・キャッシュフロー法の明確な分かり易い説明を含みます。後半では『森』の議論として、これらの研究開発テーマ評価方法を、ステージゲート・プロセスを中核のフレームワークとして、どう全体の研究開発テーマ評価体系の中に組み込んでいくかを、それぞれの評価法の特徴とメリット・デメリットを踏まえた上で議論をしていきます。したがって、本セミナーは個別の評価法を学ぶだけではなく、今後皆様が企業に戻り全体の研究開発テーマの評価体系を考える上で大変役立つ知識を習得していただきます。

受講対象・レベル

研究開発企画および研究開発に実際に携わっている方例えば、・研究開発企画・技術企画に配属になったので、研究開発テーマ評価の基礎を学びたい、・自社の研究開発テーマの評価法に問題を感じ、改善したいと考えている方…など。

習得できる知識

・代表的研究開発テーマ評価法・研究開発テーマの評価の全体体系・ステージゲート・プロセス

セミナープログラム

1.日本企業の研究開発テーマのマネジメントの3つの代表的問題 1.1 評価者の属人的な評価(化学会社の例) 1.2 研究者の熱意の過度の重視(無線機器メーカー・食品メーカーの例)   -研究開発テーマも“Garbage in, garbage out”(元のテーマが悪ければ、創出技術・製品も悪い)   -背後にある日本人の特徴? 1.3 不確実性を軽視した評価(オフィス機器メーカーの例)2.様々な研究開発テーマ評価法<非財務法> 2.1 直感法(スティーブ・ジョブズ、井深大、シャープの緊プロの例)   -直観法とは?   -直観法の是非 2.2 対話法(化学会社の例) 2.3 スコア法  a) BMO(Bruce Merrifield & Ohe)法  b) リスク-リターン法  c) STAR(Strategic Technology Assessment Review)法  d) 演習1:スコア法演習(「AテーマーBテーマ、どちらのテーマを選ぶべきか?」)  e)スコア法のメリットとデメリット<財務法> 2.4 ディスカウント・キャッシュフロー法  a) NPV(正味現在価値)  b) IRR(内部収益率)  c) 演習1~5(NPV・IRRの算定と意思決定)  d) ディスカウント・キャッシュフロー法の主要な課題  e)ディスカウント・キャッシュフロー法を使う上での注意点 2.5 回収期間法 2.6 ECV(期待経済価値)法(演習6)3.良い研究開発テーマ評価システムの要件 3.1 個別の研究開発テーマ評価法の限界:「一つの評価法では、正しい評価はできない!」 3.2 研究開発テーマ評価の基本フレームワーク:不確実性・複雑性を所与とした評価システム 3.3 良い研究開発テーマ評価システムの要件  a) 不確実性・複雑性に対処しながらも分かり易い評価体系  b) 評価者・担当者の間で納得感・信頼感がある  c) 事業・製品で成功するための重要なポイントをきっちりおさえている  d) 革新的なテーマを正しく判断し意思決定ができる:多数決は機能しない4.全体評価体系としてのステージゲート・プロセス 4.1 ステージゲート・プロセスとは?  a) 「良い研究開発テーマ評価システムの要件」に対処したプロセス  b) ステージゲート・プロセスは方法論ではない!テーママネジメントの「普遍的」な仕組み!  c) 皆さんの会社のプロセスを含め、全てのプロセスは、そもそもゲートとステージのあるプロセスになっている!  d) ステージゲート・プロセスの背景と歴史  e) 革新的な製品・事業・技術創出には:不確実性への対処 4.2 不確実性への対処としてのステージゲート・プロセスの11の工夫 4.3 ゲートでの評価体系・評価項目例 4.4 ゲートでの正しい意思決定法 4.4 ステージゲート・プロセスと上で議論した個別研究開発テーマ評価法との関係    ステージゲートをプラットフォームに、個別の研究開発テーマ評価法のいいとこどりをして組み込む5.最後に質疑応答