― 成長し続ける研究・開発現場をつくる現場のリーダーを目指して ―
■研究開発の変革時代に求められるリーダーシップとは■急速な技術革新と市場変化の中で、企業の競争力を左右するのは研究開発部門の創造力です。しかし、従来型の管理手法だけでは、真のイノベーションは生まれません。 本セミナーでは、研究開発現場でのイノベーション創出を加速させるためのリーダーシップとチームマネジメントを学べます。現場で活用できるフレームワークやツール、実際の事例やミニ演習を通じて、チーム運営のノウハウを身に付けることができます。 製造企業の経営者や技術・開発部門長、マネージャー、リーダー候補者、研究者の方々、 現場での変革を実現したい方、チームの成長を促進したい方に特におすすめのセミナーです。
日時
【Live配信】 2025年1月28日(火) 10:30~16:30【アーカイブ配信】 2025年2月7日(金) まで受付(視聴期間:2/7~2/21) 受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
セミナー講師
株式会社ケミストリーキューブ 代表取締役 イノベーションコンサルタント 平木 肇 氏【略歴】1992年筑波大学を卒業、シャープ(株)入社。エンジニアとして先端電子デバイスの研究開発・製品開発・生産技術開発に取り組む。通産省(当時)主幹の次世代研究プロジェクトに参画。1999年(株)日本能率協会コンサルティング入社。14年間にわたり、技術経営(MOT)、イノベーションマネジメント、研究開発(R&D)マネジメントを主領域としたコンサルティングに従事。2014年(株)ケミストリーキューブ設立。 “技術人材の知恵を、価値を創り出す力に変える”をコンセプトとして、ものづくり企業・技術系企業の技術力の強化と人材の開発を支援している。【ご専門】MOT(技術経営、技術マネジメント)、イノベーションマネジメント、研究開発マネジメント「技術者、研究者の知恵を価値を創り出す力に変える」をコンセプトとしたコンサルティング&ラーニングを展開し、ものづくり企業の成長と技術人材の開発を支援している。 自動車・自動車部品、精密機器、電気機器・電子部品、情報通信機器、医療機器、製造装置、化学、食品・食品素材、造船など、60社以上のものづくり企業・技術系企業において、事業戦略・技術術戦略・商品戦略・技術開発・商品開発・R&D組織改革・現場改善に関するコンサルティングをチーフコンサルタントとして実施し、イノベーションの創造と技術開発力の向上に貢献。 短期的な成果だけでなく、継続的にイノベーションを生み出す経営基盤づくりを志向する2軸型コンサルティングは、お客様から高い評価をいただいている。
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、 セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
セミナー趣旨
R&D(研究・技術開発・製品開発・生産技術開発)の生産性は、現場を任されたリーダーの力量が大きな鍵を握ります。とりわけ、R&Dのイノベーション創出力を高めるためには、共通の目的に向かって協働し、未来志向で成長し続けていくチームとして現場を束ねることができるR&Dリーダーの存在が欠かせません。R&Dリーダーの仕事は、業務計画の立案や予算作成、進捗管理や業務報告などの管理作業をこなすことではありません。現場の「経営者」として、チームの未来を創造し、現在を変え続けていくためのリーダーシップを実践することです。本セミナーでは、イノベーションへ向けて継続的に成長し続ける研究・開発現場をつくるためのチームマネジメントとリーダーシップをテーマに、ケミストリーキューブが様々な企業を支援する中で培った実践的なコンセプトとフレームワークについて解説します。
受講対象・レベル
◇製造企業の経営者、技術・開発部門長、マネージャー、リーダー、リーダー候補、技術者・研究者の方◇技術者・研究者の教育担当者の方◇技術・開発企画部門の方
習得できる知識
◇企業を取り巻く変化と研究・開発への期待、現場の悩みと自己変革への着眼◇研究・開発現場を率いるリーダーのリーダーシップとチームマネジメントに対する考え方◇研究・開発現場で実践できるチームマネジメントのフレームワーク及びノウハウ
セミナープログラム
1.変化するR&Dの役割とリーダーへの期待 1.1 企業が直面する変化と危機感 1.2 イノベーションとは何か 1.3 イノベーションの時代におけるR&Dの役割の変化 1.4 R&D現場の悩みとR&D自己変革 1.5 リーダーへの期待 2.リーダーとは、マネジメントとは 2.1 管理作業をこなせてもリーダーにはなれない 2.2 リーダーシップとマネジメントの関係 2.3 組織の要件 〜グループとリーム〜 2.4 マネジメントの機能 2.5 チームリーダーは現場の「経営者」 2.6 研究・開発現場におけるリーダーシップとは 2.7 リーダーは担当者の延長線上ではない ~技術者、研究者の成長軸~ 2.8 マネジメント力を構成する3つの要素 ~思考力、コミュニケーション、革新マインド~ 2.9 チームマネジメントにおける2つの領域 ~「未来を創る」と「現在を変え続ける」~ 2.10 2軸思考 〜2つの目標を持ってチームをマネジメントする〜 2.11 チームマネジメントにおける2つの領域 ~「未来を創る」と「現在を変え続ける」~ 2.12 チームマネジメントの実践メソッド3.チームマネジメントの実践メソッド 3.1 チームビジョン ・ なぜビジョンが必要なのか ・ チームを取り巻く変化と期待を客観的に考察する ・ どのようなチームをつくりたいのかを、主観的に問いかける ・ ビジョンを言語化する ・ ビジョンの作成によってコミュニケーションを活性化する 3.2 フューチャーマップ ・ フューチャーマップは、チームの成長戦略 ・ 未来の顧客と顧客価値を想像する ・ 組織機能と組織能力と考察する ・ 組織機能と組織能力を具体化する ・ 組織能力の強みと弱みを分析する ・ チームの能力革新テーマを設定する 3.3 マイプラン ・ リーダーの最も重要な仕事は人材育成 ・ チームの成長と個人の成長を同期させる ・ メンバーへの成長期待を具体化する ・ 2軸でメンバーとのコミュニケーションする ・ 成長宣言 ~自らの未来を自らが語る~ 3.4 見える化 ・ 研究・開発の仕事はそもそも見えにくい ・ 見えないことが引き起こす問題 ・ 研究・開発業務を見える化する4つのポイント ・ チームミーティングを活性化する“見える化作戦会議” ・ ワイガヤの実践ノウハウ 3.5 振り返り ・ 経験学習サイクルの鍵は“振り返り” ・ 振り返りの2つの型 〜分析型と創発型〜 ・ 創発型は“気づき”を元にした振り返り ・ 気づきを掘り下げて概念化・言語化し、学びに変える ・ 創発型振り返りの実践プロセス 4.実践事例紹介 5.フリーディスカッション(Q&A) ※簡単なミニ演習を交えて講義を行います。□質疑応答□