【中止】パルスNMR(TD-NMR)による分散性および粒子界面特性評価 ~基礎から応用まで~

●解釈法や測定のコツも合わせて基礎原理から様々な測定事例を用いて解説いたします。
●評価法をこれから取り入れてみたいと考えておられる研究者・技術者の皆さんにお役に立てる内容をお話させていただきます。

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

      産業を支える多くの製品は粉体が高濃度で分散した状態の物質が中間体や最終製品です。また原材料の濡れ性は分散性に大きくかかわります。しかし高濃度のままで分散凝集状態や粉体の濡れ性を簡便に数値化可能な手法は多くはありません。特に黒色で粘性が高い分散体の評価に苦労している技術者の皆様のお話を伺います。
      パルスNMR(TD-NMR)は簡便に様々な溶媒への濡れ性の違いや、従来の手法では難しかった粉体の僅かな粉体界面の違いを数値化する事が可能です。また高濃度の分散体を希釈せずそのままの状態で分散性を数値化可能です。ラジオ波を用いていますので色は関係なく真っ黒な分散体も問題なく評価可能です。
      解釈法や測定のコツも合わせて基礎原理から様々な測定事例を用いて解説いたします。評価法をこれから取り入れてみたいと考えておられる研究者・技術者の皆さんにお役に立てると幸いです。

    受講対象・レベル

    ・粉体やコロイド粒子を高濃度で分散する研究を始めたばかりの方から、既存の評価法では数値化できずにお困りの研究者の皆様
    ・ほかの評価法では良・不良が数値化できないにもかかわらず最終製品では歩留まりが多くお困りの産業にかかわる方。
    ・評価法を取り入れてはみたけれど、データの解釈法や設定方法にお困りの方
    ・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

    必要な予備知識

    特に予備知識は必要ありません。基礎原理から説明いたします。

    習得できる知識

    ・パルスNMR(TD-NMR)を用いた分散体や粉体の評価法の基礎知識、ノウハウ、測定のコツ等
    ・パルスNMR(TD-NMR)を用いた粉体や分散体評価応用へのアイデア

    セミナープログラム

    1.パルスNMR(TD-NMR)における緩和時間とは
      1.1 測定原理
      1.2 運動性の評価と分散体評価の違い
    2.パルスNMR(TD-NMR)による分散凝集状態の評価
      2.1 分散性評価における試料準備のポイント
      2.2 分散条件の異なる分散体評価粒子径計測との比較(MWCNTの評価事例)
      2.3 緩和時間から予測した最適な分散条件と希薄評価法との比較
          (レーザー回折法との比較)
      2.4 緩和時間から予測した最適な分散条件と他原理による高濃度評価法との比較
          (沈降速度分布とレオメーターでの評価との比較)
      2.5 分散性評価と分散安定性評価の違い(SWCNTの評価事例)
    3.パルスNMR(TD-NMR)による粒子界面特性評価 ・ 濡れ性評価
      3.1 表面処理の異なる粉体の界面特性評価事例
      3.2 ロットの異なる粉体の界面特性評価事例(金属酸化物)
      3.3 最適な分散剤量の決定方法や種類の選定方法~吸着等温線の取得や競争吸着を数値化(コロイド粒子)
      3.4 層状粒子の表面処理終点時間の決定例(グラファイト)
      3.5 濡れ性評価における試料準備のポイント
    4.TD-NMR(パルスNMR)によるハンセン溶解度パラメーター(HSP)の算出
      4.1 金属酸化物の表面処理有無による評価事例
      4.2 粉体界面と相性の良い混合溶媒比の推定と検証


    ■講演中のキーワード
    パルスNMR、TD-NMR、分散、高濃度分散体、粒子界面、濡れ性

    セミナー講師

     マジェリカ・ジャパン㈱ 代表取締役/東北大学 多元物質科学研究所 客員准教授     池田 純子 氏

    ■ご略歴
    2001年 北海道大学卒業
    2001年 受託分析企業入社
    2007年 輸入商社科学機器部門入社
    2017年 新潟大学博士後期課程入学
    2020年 輸入商社退社
    2021年 マジェリカ・ジャパン株式会社設立
          新潟大学博士後期課程修了 博士(工学)
    2022年 東北大学多元物質科学研究所 客員准教授(2022.10~2025.3)
    ■ご専門および得意な分野・ご研究
    分散性、ナノ粒子、粒子界面、TD-NMR
    ■本テーマ関連学協会でのご活動
    <代表著書>
    NMRによる有機材料分析とデータ解析事例集、技術情報協会(2021)共著

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
      お申込みは4営業日前までを推奨します。
      それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
      テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    12:30

    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    分析・環境化学   物理化学   薄膜、表面、界面技術

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