~ ぬれ性の測定・評価・応用 ~
これを機にぬれ性の現象・状態・メカニズムの本質をすっきり理解して、実務につなげよう!
■ぬれ性の基礎知識、ぬれるための条件、ぬれ性の指標である接触角の測定方法
■濡れる、濡れている、濡れない、濡れていない とはどのような状態か
■ぬれ性の制御法、分析法、ぬれを上手に利用する方法
■新任や専門外の方も理解できる様に基礎の基礎から徹底的に解説
■接触角、表面張力、親水性、撥水性、ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法
日時
【ライブ配信】 2025年3月13日(木) 13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2025年3月27日(木) まで受付(視聴期間:3/27~4/9)
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
セミナー趣旨
本セミナーでは、濡れる、という現象の本質を理解するために必要な知識を、基礎の基礎から徹底的に解説します。さらに、ぬれ性の測定法、評価法や、ぬれを上手に利用するためのコツをお教えします。
受講対象・レベル
若手技術者
特に予備知識は必要ありませんが、表面張力や液体の接触角の測定装置を使ったことがない場合は事前に一度触ってみておかれることをお勧めします。
習得できる知識
・ぬれ性の基礎知識が身につく。
・ぬれ性の指標である接触角の測定方法がわかる。
・ぬれ性の制御法の考え方がわかる。
セミナープログラム
1-1.ぬれとは何か
(1) 用語解説
(2) ぬれ現象と熱力学
(3) 単位のはなし
(4) 液体の表面張力の測定法
1-2.どうしてぬれたり,ぬれなかったりするのか
(1) ぬれるための条件
(2) 付着ぬれ、拡張ぬれ、浸漬ぬれ
1-3.Youngの式とLaplaceの式
(1) Youngの式とその意味
(2) Laplaceの式とその意味
2.ぬれ性の測定と評価
2-1.さまざまな接触角
(1) 複合面のぬれ(Cassieの式)
(2) 凸凹面のぬれ(Wenzelの式)
(3) 超はっ水の発現はなぜ難しいか
(4) 各種接触角
2-2.表面とは何か
(1) 金属の表面
(2) 高分子の表面
(3) 接触角の文献値はなぜアテにならないか
2-3.接触角の二大測定法
(1) 垂直板法(吊り板法)
(2) 液滴法(静滴法)
(3) 接触角が0度のときはどうするか
3.ぬれ性の分析法と応用例
3-1.なぜ表面自由エネルギーの理論が必要なのか
(1) モデル化の功罪
(2) 分子間力の種類
3-2.表面自由エネルギーに基づく表面分析法
(1) Fowkesの式
(2) 分散成分の測定法
(3) 拡張Fowkesの式
(4) van Ossの酸・塩基の式
3-3.ぬれのさまざまな利用法
(1) ぬれ性の制御の考え方
(2) フッ素がもてはやされる理由
(3) さまざまな利用法
(4) ぬれ色の測定
(5) 今後の方向性
質疑応答
セミナー講師
略歴
1991年 早稲田大学 理工学部 物理学科 卒業 1996年 早稲田大学 大学院 理工学研究科 博士課程修了 理学博士 早稲田大学 理工学部 助手,大阪市立大学 生活科学部 助手,大阪市立大学 生活科学部 講師を歴任 2009年 大阪市立大学 大学院 生活科学研究科 准教授 2020年 大阪市立大学 大学院 生活科学研究科 教授
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受講について
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アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)
申込締日: 2025/03/27
受講料
49,500円(税込)/人
申込締日:2025/03/27
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
化学反応・プロセス 薄膜、表面、界面技術 分析・環境化学申込締日:2025/03/27
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
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全国
主催者
キーワード
化学反応・プロセス 薄膜、表面、界面技術 分析・環境化学関連セミナー
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