網羅する!担当者が知っておくべき、社会保険の基礎知識と最新情報【オンライン/会場】
~社会保険の基礎知識と実務、開催日時点での最新情報と動向を時間の許す限り解説します~
セミナー趣旨
人を採用してから退職するまで、いろいろな場面で、社会保険の手続きや社員への説明が必要になります。たとえば、入社時には健康保険(扶養家族を含む)や年金などの加入手続きが、病気やケガで仕事ができなくなった時には、ケースに応じて健康保険や労災保険の説明をすることになります。また、定年前後の社員に年金を説明するのも社会保険の担当者の仕事ではないでしょうか。
担当者が知っておくべき知識の範囲はとても広いものです、さらに、昨今は、どんどん法や仕組みが変わっています。まずは慌てず、社会保険のしくみを正しく理解し、その上で法の動きを知ることが重要です。
当セミナーでは、1日で、担当者が知っておくべき基礎知識と法改正、開催日時点での最新情報を解説します。社会保険の全体を把握したい方は、是非、当セミナーをご活用ください。
社会保険業務の新任担当者の方、新しく管理者になられる方、基礎からしっかりと復習したい方にお勧めの講座です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
受講対象・レベル
人事・労務部門、その他関連部門のご担当者様
セミナープログラム
★★★すべての事項につき、必要に応じ改正及び動向も解説。開催日当日の最新情報をご提供
1 社会保険とはなにか
社会保険とは/労働保険と社会保険/労働・社会保険の種類 など
2 労働・社会保険に加入する人・しない人 など
加入する人・しない人/健康保険の扶養家族になれる人・なれない人
※「106万円の壁」撤廃
※雇用保険マルチジョブホルダー制度 など
3 健康保険の基礎を知る
どんなときにどんな給付がもらえるか(全体像)/退職後にもらえる給付/退職後の医療保険への加入 など
4 労災保険の基礎を知る
業務災害とは・通勤災害とは/通勤とは/どんなときにどんな給付がもらえるか(全体像)
5 雇用保険の基礎を知る
(失業等給付(失業保険・介護休業給付・高年齢雇用継続給付)及び育児休業等給付を中心に)
どんなときにどんな給付がもらえるか(全体像)/失業等給付(失業保険)の種類/どんな人がいつまで(期間)にどのくらい失業等給付をもらえるか/失業等給付を受給するまでのフロー/出生後休業・出生時育児休業・育児休業を取得する/育児短時間勤務をする/介護休業を取得する/60歳以降賃金が低下したときにもらえる給付/教育訓練給付とは
6 年金のしくみを知る(老齢の年金を中心に)
公的年金制度とは(2階建ての年金とは)/国民年金の被保険者の種類と特徴/厚生年金と国民年金との関係/どんな時に年金がもらえるか?/老齢基礎年金と老齢厚生年金/老齢の年金について①どんな人が・いつから・どんな年金を・どのくらいもらえるか②配偶者や子がいた場合の加給年金とは③早くからもらう・遅くからもらう、どちらが得か④ねんきん定期便のみかた⑤厚生年金に加入中の人が老齢厚生年金を受給するとどういうことが起こるのか⑥雇用保険の給付との調整 など
7 入社から退社までの労働・社会保険の実務
①主な異動と労働・社会保険の手続き
社員が入退社する(離職票の交付)/扶養家族が増えた(減った)/健康保険の被扶養配偶者の国民年金への加入/60歳以上の社員を継続雇用(再雇用)または採用した/社員が70歳になった/社員や健康保険の扶養家族が75歳になった/社員が転勤した/社員が出向した など
※マイナンバーカードと保険証の一体化と今後の業務フロー
※マイナポータルで離職票を交付 など
②ケース別 労働社会保険の保険給付
傷病に罹った/療養費を立て替えた(やむを得ず保険医以外にかかったときなど)/傷病で休んだ/療養費が高額になった/産前産後休業を取得する/本人や扶養家族が出産する/介護休業を取得する/出生後休業、出生時育児休業(産後パパ育休)や育児休業を取得する・育児短時間勤務をする※出生後休業支援給付・育児時短就業給付(新設)/死亡した/入院した/65歳以上の人が入院した(生活療養を受ける)/移送される/訪問介護を受ける/労災事故が起きた/派遣社員が労災事故に遭った/60歳台前半で賃金がダウンした など
8 労働・社会保険の担当者のルーティン仕事と保険料の仕組み(概要)
労働保険と社会保険の保険料/担当者のルーティン仕事/月間フロー・年間フロー/賃金と報酬/労働保険(雇用保険・労災保険)の保険料の仕組み/社会保険の保険料の仕組み
・社会保険の保険料(厚生年金・健康保険・介護保険)
・保険料はいつからいつまでかかるのか
・保険料を免除されるケースと免除される保険料は
・現物給与とその扱い
・社会保険料を見直す時期と仕組みの概要(2つの決定と3つの改定、及び特例)
9 昨今及び今後の法改正や動向を知る(概要)※多くは、各事項で説明済み
副業・兼業の推進とそれに伴う昨今の法改正やルール変更と動向/年金法の改正/健康保険法の改正/労災保険法の改正/雇用保険法の改正/仕事と子育て両立支援に関する改正/その他
★開催日における最新情報をお届けするため、内容に変更がある場合があります。
★概要のところはポイントのみの解説になることがあります。
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
社会保険労務士法人YWOO 代表 特定社会保険労務士 渡辺葉子 氏
特定社会保険労務士。日本年金学会正会員。上級個人情報保護士。マイナンバー管理士。損保業界に5年、派遣業界に15年勤務の後、2006年6月起業独立。企業の人事労務コンサルティング、バックオフィスアウトソース受託、執筆、人事労務担当者向けセミナー、キャリアデザインセミナーなど多方面にわたり全国展開でセミナー及び企業研修講師。著書には「令和2年改正 高年齢者雇用の法解説と人事制度の考え方」(第一法規)令和3年6月1日発行 などがある。
セミナー受講料
1名につき
会員 44,000円(本体 40,000円) 一般 48,400円(本体 44,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
48,400円(税込)/人