製品品質に関する悩みにサヨウナラ--利益を上げるためのQFDへの転換
開催日 |
18:30 ~ 20:30 締めきりました |
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主催者 | 日刊工業新聞社 タウン情報部 木村 共催:ものづくり革新ナビ |
キーワード | 品質機能展開(品質表) |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 東京都中央区日本橋小網町14-1 住生日本橋小網町ビル |
QFD(Quality Function Deployment:品質機能展開)は1960年後半に戦後の「安かろう・悪かろう」と言われた日本のモノづくりに対して、製品の品質保証を源流から行なう目的で体系化された考え方で 現在では世界中の主要企業で当然のごとく活用されています。
しかし大部分の日本企業では、その部分的な適用にとどまり、本当の威力を発揮するに至っていません。
欧米に「追い付け・追い越せ」の時代はよかったのですが、製造品質で世界のトップランナーに立ってからは、それだけで競合に打ち勝つことは難しくなっています。
製品品質の向上に加えて、品質をツクリ込むための仕組みの構築、この2つを並行して実現できるのが本来のQFDなのです。
バブル崩壊、サブプライムローン問題など、失われた20年と言われる間にも活況を呈する企業があったことはご存知でしょう。それらの企業がどのようにQFDを適用してきたか、そしてこれからどのように適用して企業の競争力を上げてゆくべきか、 国内外で100件を超える事業所でQFDの教育、実践指導を経験してきた講師が解説します。
【プログラム】
1.QFDをざっと振り返る
2.“Q”“F”“D”とは
3.“質”をツクリ込む仕組みを行なう
4. 21世紀型のQFDとは
【講演内容の一部紹介】
最近「教科書通りQFDを実施したが、いまひとつうまくいかなかった」との声を聞くことがあります。
方法としては間違えてはいないのですが、この手順が構築されたのは20年以上も前のことで、日本が発展途上で、
欧米の品質に追い付くために考え出されたものです。
マーケットが成熟して、消費者自身なにが欲しいのかもわからなくなっている時代です。
市場の声を聞くにしても工夫が必要です。 要求の構造も変化し、捉え方には各社さまざまな手法を取り入れており、
それぞれのまとめ方にも知恵が必要となってきています。
それぞれの場面において、工夫し知恵を働かせることで、“ツール”が “方法や仕組み”に変化します。
【本セミナーを受けていただきたい方】
■製造業やサービス業の 「品質」担当で、頻繁に発生する問題で悩んでいる方々
■QFDを使ってはいるものの、充分な効果を実感できていない方々
■QFDを使おうとしているが、第一歩が踏み出せない方
■意思決定のスピードとその方法に疑問を持たれている経営層・管理職の方
■企画・開発から販売までの体系の再構築を考えている経営層・管理職の方
【本セミナーを受講すると、以下の様な効果が期待できます!】
●QFDの本質を理解することができます
●現在の自社部門に合ったQFDの適用方法がわかります
●情報が共有化されることにより、部門間のコミュニケーションがよくなり、意思決定を迅速に行うことができます
● 國枝先生のQFD入門セミナーDVDを販売しています⇒https://www.monodukuri.com/dvd_library/dt/7/-QFDセミナー(基礎編)-その原点を考える