SCMスマートファクトリーものづくり利益体質改善
開催日 |
13:00 ~ 18:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | ISDI今岡システムダイナミックス研究所 |
キーワード | 経済性工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | ISDI今岡システムダイナミックス研究所 〒164-0011 東京都中野区中央5-8-5-303 丸ノ内線新中野徒歩3分 |
セミナー概要
工学分野から経営・社会分野の問題解決に部分ではなく全体システムの構造と因果関係をモデル化するステムダイナミックスをSCM(サプライチェーンマネジメント)に応用すると、IOTやビッグデータなどのICTインフラが稼げる工場づくりに有効なツールとなります。すなわち利益速度管理会計をKPIとしたシミュレーションを通して同期化の意味、在庫変動と欠品現象、生産能力と時間などが利益に与える影響が分かります。
特徴
利益速度という管理会計指標が設備や人がどれだけ利益を生むか。スマートファクトリー、IOTなどセンサーとネットワーク、クラウドなどインフラの上でどのようにデータを利益を生む行動につなげるかの指標が稼げる工場づくりの成果を決めます。経営資源の稼働時間に影響を受けるセオリーからスマートファクトリー設計の方法論を提案します。
セミナー内容
工学分野から経営・社会分野の問題解決に部分ではなく全体システムの構造と因果関係をモデル化するステムダイナミックスをSCM(サプライチェーンマネジメント)に応用すると、IOTやビッグデータなどのICTインフラが稼げる工場づくりに有効なツールとなります。シミュレーションを通して同期化の意味、在庫変動と欠品現象、生産能力と時間などが利益に与える影響を理解することを狙いとします。一個当たり利益と数量の積が利益という会計原則の他に、利益速度と稼働時間の積が利益というロジックを使います。設備や人の経営資源の稼働時間を分析する日本発のTPMやTOC(制約理論)を結合しスマートファクトリー設計論を展開します。
項目
1.今岡善次郎のSCM
方法論としてのツール、SCMが解決する問題、在庫の本質、フィードバック制御、システムダイナミックスモデル、シンクロナイゼーション、メタファー、インテグレーション(統合)、部分最適(効率)から全体最適(効果)へ
2.ゴールドラット博士の制約理論(TOC)とその応用
TOC(制約理論)システムモデル、ハイキングメタファー、クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント
3.セル生産の原理から見るTPSの考察
トヨタ式経営とロジステイックス、ジャストインタイム(TPS),セル生産の本質(メカニズム、組織、制約)、稼働率と可慟率、タクト生産、平準生産
4.TPS(トヨタ)のイノベーションの分析(帰納法)
帰納法と演繹法、トヨタのイノベーションの歴史、TPSから導くSCM
5.ドラッカー・フレームワークのSCM
社会生態学思想と日本的経営、時間という資源、分業論批判、科学的管理法を超える知識労働、時間とフィードバック、統合
6.オペレーションシステム(SCM)の分析(診断)と設計(処方)
仕事の設計、EA(エンタープライズ・アーキテクチャー)、システム設計(トップダウンとボトムアップ)、現実からの改善(リバースエンジニアリング)、孫子の兵法と医療、SCM診断からSCM戦略立案
7.IOTで稼げる工場スマートファクトリーを設計する
ビジネスモデル進化(モジュール化、バーチャル化、グローバル化)、ICT/IOTの役割、管理ではなく自律制御、ERPとスマートファクトリー、生産システムの最適化とトレードオフ、システムダイナミックス、同期非同期、マスプロダクションのパラダイムにおける安全在庫、利益速度とプロフィットドライバー、生産システムのシステムダイナミックスモデル、シミュレーション、IOTで稼げる工場にするスマートファクトリー構想、成功事例、システム開発の壁とプロジェクトマネジメント、システム開発提案、学会投稿論文
ISDIスクール3つの特徴
講義資料は配布しますがモニター画面で説明します
原則定員5人とし、土曜日の午後をカジュアルスタイルで親密度と集中度を上げます。
講義だけではなく相談コンサルテイング、相互交流で、長い付き合いの始まりになります。
少人数にすることで講師と参加者、参加者同士の距離が近くなり質問や意見が言いやすくなります。
古今東西の知見が詰まったセミナー資料(1万円)を含みます。
飲み物、肉・魚介類、野菜、キノコの食材を事前に用意、ホットプレートでカフェタイムで楽しく交流します。
学ぶことは知識を吸収するかたくるしい教室スタイルではなく、車座になって飲食を共にすることで参加者の共感が得られます。
どの講義も一見むずかしそうでもイメージを大事にしますので覚えることよりも感性でわかるように努めます努めます。
Aコース:年会費30万円、年間40回の中から何回でも参加できる
Bコース:年会費20万円、年間40回の中から10回まで参加できる
Cコース:年会費10万円、年間40回の中から4回でも参加できる
単発個別 1回5万円
なお、出前講義についてはご要望に合わせて企画提案しますのでどうぞお気軽にお問い合わせください。