「超発明TRIZシリーズ1~6」
投稿日 2011/06/19
TRIZが日本に紹介されたのは1996年頃であり、翌年日経BP社から発刊され
たこのシリーズが果たした役割は大きいものがあります。これらはアルト
シュラーがロシアで活動していた時代のパンフレットとその解説からなっ
ており、現代のソフトウェアと比べるとかなり原始的に見えますが、それ
だけに本来のTRIZの生い立ちを感じる事ができます。
残念ながらすべて絶版になっていて、その後出版された多くの解説書は、
著者による何らかの脚色(工夫)が加えられているため、オリジナルの雰囲
気を感じるにはこれらにあたる必要があります。
ただし「超発明」と命名してしまったため、誰でも魔法のようにアイデア
が生まれると誤解された弊害も指摘されています。