「メーカーズ進化論」小笠原治著
投稿日 2015/12/03
本書は都会のど真ん中にものづくり発信基地DMM.makeを作った著者が近年話題となっているIoTやメーカーズ現象についてその意味するところと将来の可能性を解説したものです。
IoTを「モノのインターネット」として狭く理解せず、モノからモノゴトへの価値の移動であると説きます。
今年10月に出版されたばかりなので、現在進行形の製品を含めて、注目のIoTプロダクトが
一通り解説されており、スタートアップの当事者にももちろん有益ですが、大手、中小製造業やサービス業の従事者にとっても自社の価値戦略を考え直すきっかけになりそうです。