商品説明
学習のねらい
本講座は、機械のしくみを3ヶ月間で確実に身につけるためのものです。はじめて機械設計を学ぶ方や、実務に向けて機械設備の基礎を再確認しようとする方に、効率よく学習していただくことができます。
そこで、講座の構成は、機械設備を理解する上で必要な3分冊となっています。余分な枝葉を払い、機械要素の基礎、材料と力学、自動機の設計を演習問題を解きながら、しっかりと機械の基礎技術を学べる手順となっています。
講座テキストには実務でよく使われている図や表を十二分に取り入れてあるので、学習後には現場の参考書としても活用していただくことができます。
細かな数式を理解することよりも、機械設計ではエンジニアがどのあたりに注意を払って実務を行っているかを学ぶことにねらいをおいています。
はじめて機械を学ぶ方や機械の基礎をおさらいしたい方に必見です!
学習期間:3か月
「開講は毎月1日です。希望開講月の前月20日までにお申し込みください。」
対象者・レベル
●はじめて機械のしくみを学ぶ方。
●機械設備の基礎技術を再確認したい方。
●機械設計実務者とコミュニケーションをはかりたい方。
●機械設備の実務的なポイントを幅広く身に付けたい方。
到達目標
●機械設備の基礎技術を身につけます。
●設計の実務者と話ができるようになります。
●機械要素と機構について、基本用語がわかるようになります。
●機械材料とその力学の原理を理解します。
●自動機設計の実務的な勘所を押さえられるようになります。
動作環境
テストは全てWebを活用しますので、 受講にはインターネット環境が必要となります。
●パソコンOSとブラウザ:
OS(Windows® ):Windows 10
OS( Mac® ): Mac OSX 10.12.6以上
ブラウザ(Windows® ):Edge 最新版、Firefox 最新版、Chrome 最新版
ブラウザ( Mac® ): Safari 最新版、Chrome 最新版
●スマートフォン/タブレット:
推奨しておりません。
内容紹介
機械要素と機構
1.国際単位系(SI)
・国際単位系のしくみ
・メートルとキログラムはどのように決まったか
・重量の定義
・重量方程式
・数値方程式
・テキストの単位のSIへの改訂方針
・角度の三つの単位
2.機械要素の基礎
・ねじの基本と種類
・歯車・軸の基本と種類
・軸受・はめあい
3.機構の基礎
・伝達の基本メカニズム
・ジグ・インデックス
・ラチェット・ピックアンドプレース
4.伝達メカニズム
・XYテーブル
・産業用ロボットに関するJIS規格
・産業用ロボットの図記号
機械材料と材料力学
1.金属材料
・金属材料の種類
・金属材料の組織
・金属材料の熱処理
2.材料の性質とプラスチック・ゴム
・金属材料の機械的性質
・プラスチック材料の種類と特徴
・プラスチック品の成形法
・ゴム材料・他
3.材料力学の基礎
・力の表し方と物体に働く力
・応力とひずみ
・組合せ応力とひずみ
・許容応力と安全率
・共振・共鳴・誘導
4.はりの曲げ
・はりに加わる力
・はりのつり合い
・荷重とせん断力と曲げモーメント
・はりに生じる応力とひずみ
アクチュエータと自動機設計
1.アクチュエータの基礎
・アクチュエータに関する知識
・アクチュエータの種類
2.モータの基礎
・DCモータ
・ステッピングモータ
・ACモータ
・サーボシステム
3.自動機設計の基礎
・サーボモータの選び方
・ボールねじ
・転がり直動案内
4.自動機設計と保全
・ボールねじスライダ
・慣性モーメントの計算
・トルクの計算
・電気の測定と安全