- (顧客の潜在的ニーズ・課題解決)したい
- (具体的な顧客)に向けた
- (企画名)は
- (事業ドメイン・業界)という分野の商品・サービスです。
- この商品・サービスは(ニーズや課題解決)することができ、(競合・代替手段)より、(優位なポイント)が優れています。
企画構想にエレベーターピッチを使う理由 新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その27)
2018-09-19
新規事業・新商品の開発コンセプトがイメージできたら、試していただきたいことがあります。それは、「エレベーターピッチ」を使ったプレゼンテーションです。
プレゼンテーションと言うと大掛かりな会議体を思い浮かべるかもしれませんが、この場合は違います。まさにエレベーターやリフレッシュルーム(休憩所)、または職場での雑談で行うプレゼンテーションです。
企画書を詳細に作り込む前に、社内のステークホルダーになりそうな人物にあなたの企画をシンプルに伝え、反応を見ることで企画の確度を得ることができます。
企画のわかりやすさと魅力度が相手の反応を通してダイレクトに返ってきます。
ここで念頭においていただきたいのが「わかりやすさ > 魅力度」という反応であり、前提として不明瞭なプレゼンテーションの場合、本来の魅力度とは関係なくつまらない企画として受け手は判断するものだということです。
では、30秒ほどで企画をわかりやすく伝えるためにどのようなテンプレートで考えればよいかを解説します。
このテンプレートに難なくキーワードを入れることができれば、シンプルで明確な表現となります。
実際に既存事業に当てはめてみるところからトレーニングすると分かるのですが、意外と難しいものです。何度かエレベーターピッチを繰り返し、表現をブラッシュアップすることをおすすめします。
また、キャッチコピーをまとめた専門書や日常生活で流れてくるCMや広告媒体の表現を参考にして...
もよいでしょう。シンプルな表現の裏には、徹底した試行錯誤の結果が蓄積されています。
特に研究開発・技術開発の分野で業務をされ続けてきた方々は、少し学ぶだけでも大きな成果をもたらしますので、少しずつ取り組んでみてください。