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◆SDGs
環境対応技術の側面で次世代自動車を見てみると、どんな動力機構、エネルギー源であれ共通項として車体の軽量化の必要性があげられます。ハイブリッドであろうがモータであろうが、また電池や水素、ガソリンの継続使用であっても、とにかく車体を軽くすることは重要なポイントです。SDGsの総括説明ではそれぞれの目標は相互に影響し合うものであろうことが明言されています。それは時には背反的に作用することも認めています。SDGsは、アバウトな指針でもあるので、そのような際の対策方法までは記されていません。
SDGsは自動車炭酸ガス排出規制のような罰則はありません。企業としては、ESG視点で取り組むことでブランド評価が上昇するという成果はあります。ただし、すぐに定量的利益として示せるものではありません。「SDGsは慈善ではなく、戦略である」ということは、戦略を上手に作れば、利益にも通じるものがあること示しています。
SDGsの考察は、ものづくりドットコム 登録専門家の高原 忠良氏の連載解説記事です。
【SDGsの考察 連載記事一覧】
1. 17の目標と取り組み方
2. トヨタ:豊田綱領の理念はSDGsと同期する
3. サントリー:2030年までにマテリアルリサイクル率100%
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【特集】国内製造業のSDGs取り組み事例
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