部下の育成とは:物流管理者の育て方(その3)

 

◆ 部下の育成

皆さんの会社の物流管理者は部下の育成をしっかりとできていますでしょうか。自部門で必要なスキルを棚卸し、それを確実にできるような指導が必要になってきます。ではその必要とされるスキルを管理者は理解できていますでしょうか。

 

管理者を育てるに当たり、部下の育成の観点では次のことをやらせてみてはいかがでしょうか。

自部門ではどのようなスキルが必要で、それが完璧にできる人がどれくらいいるか。完ぺきではない人たちに対してはどのような日程で教育を施していくか。

 

各スタッフのスキルは次の3段階で評価させてみましょう。

  1. 指導されながらできるレベル(レベル1)
  2. 一人前にできるレベル(レベル2)
  3. 他人に指導できるレベル(レベル3)

 

これについても、管理者に考えさせます。

 

物流は作業だけではなく、管理も必要です。管理には生産管理や在庫管理、出荷管理や容器管理など、さまざまな業務があります。管理者はこの管理業務にもしっかりと目を向け、それらを部下たちができるようになるための教育を実施しなければならないのです。

 

管理者は部下の育成をOJTで実施するのか、Off-JTで実施するのかを見極め、時間を取って教育します。これは重要な管理職...

のタスクですから、時間が無い、という言い訳は通用しません。まずは上記の各項目について考えさせること。そして、もし部下の育成が不十分であれば、上司から指示してやらせるようにしましょう。
◆関連解説『人的資源マネジメントとは』

 

次回に続きます。

 

 

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