仕事とは、仕事の準備、仕事の重点、仕事の継続

【目次】

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    1. 仕事とは、仕事の準備

    仕事に限らず何事にも準備が大事です。では、準備とはどのようなことでしょうか。道具類を準備すること、その日の予定を確認すること、順番を確認すること、チェックリストを用意すること、ToDoリストを用意することなどがあります。多くの場合、製品の生産や顧客との営業などの行動をスムーズに進めるためのことが仕事の準備となります。ではなぜ準備が大事なのでしょうか。理由の一つは行動の無駄をなくして時間を効率的に使うこと、素早く仕事を終わらせることです。仕事が早いことは生産性が高いことです。また時間が空けば他の仕事も進めることができます。

     

    仕事の準備は時間的、作業的な効率化の他に思考のクリア化と集中という理由もあります。一度に多くのことを考えることが出来る人もいますが、一つのことに集中した方が仕事の質は高くなります。準備や段取りが出来ていないと、仕事を進めながら次のことを考える必要があります。そのため、思考がクリアにならずに完全に目の前の仕事に集中することが出来なくなります。しかし、目の前の仕事以外のことが全て準備できていれば思考もクリアになります。そのため全体を通して集中することができます。これは気持ちの余裕も...

    生まれます。全く余裕がなくギリギリの状態で仕事をするのと、気持ちに余裕がある状態で仕事をするのは大きな差があります。また、ミスの発生確率も変わってきます。人はあせるとミスをしやすくなります。

     

    2. 仕事とは、大事なこと

    仕事のプロジェクトなどでは工程や作業をいくつかに分割します。そして、その中には重要な工程もあれば補助的な工程もあります。いくら補助的な工程を済ませても、重要な工程が終わらなければプロジェクトは進みません。まるで木の幹や人の背骨のような物事の中心的な、それがなければ成り立たないような事があります。

     

    そしてこれは人間関係にも通じるものがあります。多かれ少なかれ、人は周りの人に認めてもらいたいものです。そして重要なのは自分の「何(what)」について認めてほしいと思うかです。計画を立てたことなのか、実行したことなのか、チームワークがよいことなのか、仕事以外でも色々なことがあります。ここをしっかり認めてもらえると大きな信頼につながります。多少のケンカや衝突があっても人間関係が壊れることは少ないです。反対にこの大事なことを認めてもらえなければ、その他の補助的なことをどんなに認められても嬉しさ半減です。補助的なことはどんなに数を集めても補助であり、主役にはなれないのです。この大事なことを馬鹿にされたり、けなされることがいわゆる怒りのツボや地雷などと呼ばれるものにつながります。

     

    3. 仕事とは、続けられること

    仕事を選択するときの1つの基準に「続けられること」があります。よほどの一攫千金や宝くじでもない限り、一つの実績、成果で生活に困らない程のお金を得ることは出来ません。日々の仕事と成果を継続していかなければなりません。人生の大きな部分を仕事が占めるので、嫌なことや苦痛なことは避けて好きなことを仕事にしたいです。しかし、仕事は飽きたといってやめることや投げ出すこともできません。そこで重要になるのが好きでも嫌いでも、続けられることになります。

     

    続けられることは自分が好きなので、意識的に続けていることがあれば、特別興味もないけど気がついたら続けていたということもあるでしょう。あるいは「もうやめた」と宣言したにもかかわらず続けていたこともあるかもしれません。自分が続けられることを意識することは少ないかもしれません。なぜなら自分にとってそれは「当たり前のこと」となっている可能性があるからです。自分にとって当たり前のことは他の人にも当たり前のことのように感じます。そのため、自分にとって価値の小さいものと捉えがちです。しかし本当は「当たり前のように続けられること」ことは特別なこと、価値のあることです。なぜなら他の人にとっては当たり前ではなく、続けられないことだからです。

     

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