人財教育・人材育成、他人の意見と自分の判断

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【目次】

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    1. アドバイスや指摘を聞き入れるか拒否するか

    色々な状況で人からアドバイスや指摘されることはあります。相手との関係性やアドバイスの内容にもよりますが、言われたことを素直に聞き入れるか拒否するか判断しています。大変なこと、責任あること、面倒なことは拒否しやすいです。また自分の考えと反対の意見も拒否しやすいです。無駄なことを、無意味なことを聞き入れる必要はありませんが、大変だけど成果や成長のためにやらなければならないことは聞き入れた方が良いです。しかし、本当に役に立つアドバイスかどうかは、言われた時点では完全にはわからないです。実際に実行しないと正確な判断はできません。拒否して何も変わらない時のリスクと、受け入れて失敗した時のリスクを想定して判断するしかありません。なお、何も変わらない時のリスクは明ら...

    かなマイナスですが、失敗した時のリスクがプラマイゼロであれば、試してもよいかもしれません。

     

    よく聞き入れる人は素直な人に見えて、拒否ばかりする人は頑固な人に見えます。聞き入れる時は単に鵜呑みにするのではなく「自分で判断して決めた」と言えることです。拒否する時も正当な理由があれば拒否します。どちらの判断をする時も「〇〇さんが言ったから」ではなくしっかり自分で決めることが大事です。

     

    2. 自分の勝ちパターンは成功者の言葉よりも自分の経験の方が頼りになる

    仕事に限らず成果を出すための方法やパターン(いわゆる勝利の方程式)はその人その人によって違います。少しずつ時間をかけて成果を出す人、人とのつながりと交渉によって成果を出す人、千差万別です。多くの成功した人に秘訣を尋ねると人によって回答が異なるのもこのためです。成功した人でも勝ちパターンが人によって異なります。遠目からみると、似たような成果を出していても、本人にとって成果を出すための道のりは異なるようです。これは全く同じ知識、同じ経験、同じ感性を持つ人はいないので当然の結果でもあります。

     

    そのような先人の知恵や経験を鵜呑みにコピーしても自分にマッチしないと成果はでません。しかし、全くあてにならないこともありません。自分が試してだめなら止めればよいだけです。他の方法をためすだけです。試行錯誤するうちに自分にとって最も成果をだしやすいパターンが見えて来るでしょう。そして自分の勝ちパターンは成功者の言葉よりも自分の経験の方が頼りになる時があります。例え子供の時の小さな成果でも、その成果を成し遂げるためには自分だけの勝ちパターンを行っている可能性があります。自分にとっては当たり前すぎて気づきにくいことです。その上で効率化、合理化を進めると自分の勝ちパターンが成長していきます。

     

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