人財教育・人材育成、負け試合、失敗とわかっても投げやりにならずに取り組むこと

New

【目次】

    ▼さらに深く学ぶなら!
    「行動科学」に関するセミナーはこちら!

    ▼さらに幅広く学ぶなら!
    「分野別のカリキュラム」に関するオンデマンドセミナーはこちら!

    1. 目標設定時点で成功か失敗かは決まる?

    失敗という言葉は「負けた時」や「上手くいかなかった時」に使います。その一方で、諦めた時、挑戦を止めた時が失敗という考えもあります。この考えでは目先の「損」は一つの結果にすぎないということです。どちらが良いというわけではありませんが、失敗にはこのような二つの考えがあります。後者の諦めた時が失敗という考え方も「最終的には成果が出る」ことがわかれば、目先の失敗は気になりません。諦めずに続けることができます。しかし「最終的に何の成果も得られない」と思うと、続けるのは難しいです。ただ大変な経験をして結局成果がないと時間と労力を無駄にするからです。

     

    また、成果が出る...

    か出ないか分かりませんが、続けることで何か変化が起こることもあります。これは実行しなければわかりません。この継続することで起こる変化が、自分が求める成果に近いものであれば継続した成果と言えるでしょう。目先の成果も最終的な成果も、どちらも自分で設定します。成果は他人が設定するものではありません。簡単な成果か難しい成果かは自分で決めます。自分で決めた目標値に対してどれだけ達成したか、近づくことが出来そうか、そもそも無謀な目標を設定していないか。そう考えると目標設定の時点で成功か失敗か決まりそうです。

     

    2. 負け試合の失敗経験は不調で活かされる

    何事も良いことばかりではありません。勝負に負けること、相手に選ばれないこと、断られることは日常的に起きます。しかし、これも必要なことです。仕事に限らず何事も準備は大事です。スタートラインに立った時にほとんど勝負は決まっていることもあります。経験を重ねるほど勝負に対するカンが鋭くなり、負け試合の時はすぐにわかるようになります。

     

    では負け試合とわかった時にどうするか。被害を最小限に抑えることや、抵抗することなど方法はあります。次につなげるということも重要な使命です。犠牲にしなければならないこと、抵抗するところについては最終的な目標によって変わってきます。

     

    負け試合は苦い経験となることが多いです。誰にもほめられず、むしろ評価を下げることになりやすいです。しかし、全く負け試合を経験しないのも問題があります。ピンチの時の対処が経験出来ないからです。どんな勝負でもビジネスでも好調もあれば不調もあります。負け試合の経験はそのような状況で活かされます。適度な挫折を経験させた方が良いというのもその理由でしょう。負け試合とわかって投げやりにならずにしっかり取り組むことです。

     

    連載記事紹介:ものづくりドットコムの人気連載記事をまとめたページはこちら!

     

    【ものづくり セミナーサーチ】 セミナー紹介:国内最大級のセミナー掲載数 〈ものづくりセミナーサーチ〉 はこちら!

     

    ▼さらに深く学ぶなら!
    「行動科学」に関するセミナーはこちら!

    ↓ 続きを読むには・・・

    新規会員登録


    この記事の著者