前回は、やる気を起こすにはとにかく行動することが大切で、行動を起こすための工夫をいくつか紹介しました。やろうと思ってできなかったことも、これで取りかかることができるようになったと思います。
次にやることは、これを習慣化することです。1回やっただけで終わりにしないための工夫です。
まず考えることは、自分が楽しく、いい気分でやれるような心の状態と環境を作ることです。やる時間を楽しい時間にすることができれば、継続するのがずいぶんと楽になります。
やると決めたことをやるときには、好きな音楽をかけたり、見えるところに好きな絵や写真を置いたり、お気に入りの場所を作ってそこでやることにしたり、自分が気分が良くなることであれば何でもいいのです。
大切なのは、「自分」が気持ちよくできる方法です。常識や他人の声は参考にはなりません。たとえば、何かの勉強をするときでも、静かな落ち着いた自分の部屋がいい人もいれば、人がいて話し声が聞こえるスタバがいい人もいれば、いつでも本が読める図書館がいい人もいます。人それぞれなのです。自分が気持ちよくできる状態を見つけてください。
ぼくの場合は、前々回で例として出した「ホームページの作り直し」は、自宅のリビングでやるのが気分がいいのです。落ち着けるし、好きなときに横になったり、お菓子を食べたりできるけど、他の仕事は資料などがないのでできないというのが良いようです。
でも、提案書を作るのは事務所が気分がいい。資料がそろっていて広い机があり、好きな文房具がそろっているのがいいみたいです。こんな風に、やることによっても気分...