人財教育・人材育成、嫌われないことと好かれること

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【目次】

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    1. 両方を知る

    AかBかどちらが大事か、優れているかという議論は少なくありません。例えば仕事では計画と実行のどちらが大事か、というテーマなどです。もちろん計画がしっかりしていなければよい成果は残せません。しかし、計画だけでは何も生み出していません。そこには必ず実行することが必要です。計画を実行して始めて結果をだせます。仕事の役割や責任が異なるだけです。計画の方が大事、実行の方が大事という議論は意味がありません。せいぜい人によって得手不得手がある程度です。得意な人には得意な方を任せればよいのです。他にも製造と販売、新規顧客と既存顧客など色々な場面であります。

     

    また、...

    これら2つの項目は片方だけ知っていればよいというものでもありません。両方の役割や重要性を認識する必要があります。優劣はありませんが、認識することは別です。片方だけに注目してしまうと視野が狭くなり、融通が効かなくなります。どうしても自分の側の方が大変だと感じやすいですが、客観的に両方を見なければなりません。そして一点集中とバランスをとることでも両方を知るのです。バランスをとると言う意味では、次のテーマに繋がります。

     

    2. 嫌われないことと好かれること

    自分が経験・体験した、人にされた嫌なことは他の人に「同じことをしないようにしよう」と思います。確かに他の人を不快にさせると分かっていることを、誰かにするべきではありません。ですが、これだけで良い人間関係が築けるかというと、それでは不十分です。相手にとって良いことも言葉で伝えたり、行動する必要があります。嫌われないことと好かれることは別である、ということです。嫌われないことだけしていれば相手に好かれる、気に入られるというわけではありません。単に嫌われないだけでは相手は面白みがなく、つまらないと感じるでしょう。もちろん、好かれようとしたために逆に嫌われることもあります。

     

    そして、嫌われないために必要以上に当たり障りのないは可もなく不可もない人、いてもいなくても変わらない人となってしまいます。わざわざ進んで人に嫌われることは避けた方が良いですが、何をしたら相手から好意をもたれるか、ということも同時に考える必要があります。これは相手が聞く姿勢を示しているか、ということも関係してきます。非常にためになる言葉でも相手が聞く姿勢を示さなければ、相手の心には響きません。ただのおせっかいで終わってしまうでしょう。好かれるためには相手の基準に合わせなければなりません。

     

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