組み立て途中の製品、完成して試験中の製品など状態は様々であったが、それらに対する最善最適最速の製品品質保証手順は何か。(何を確認し、どういう識別、分類で、どのような各対策をすべきであったかなど。)
被災によるクリーン度低下疑いの物品処置(過去の地震被災質問)
クリーンルームで加工していた製品は、クリーンルームが汚染されていたことが確認できたならば、製品の信頼性確保のために廃棄せざるを得ないでしょう。
クリーンルーム内にあったとしても、加工が済み、一般の作業空間に送り出される状態にあったものは使うことは可能と思います。クリールーム内で作業着手前の部品・部材は、再洗浄することで、使用可能となる場合も考えられます。
製品及びクリーンルームの視点で考えると、クリーンルーム内での作業着手前の製品は再洗浄することで使用することができ、クリーンルーム内での作業が終了し一般の環境に搬出できる製品は使用可能となります。
しかし、クリーンルーム内で作業中だった製品は、ゴミによる汚染の為、その汚染を除去することができない為に、廃棄することが望ましい判断となります。
クリーンルームで作業する意図を考慮して、製品や部品の使用を判断することです。
ISO規格を経営改善に翻訳する中小企業診断士
竹田将文
mh55takeda@agate.plala.or.jp
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