弊社は、営業マンが取引先を訪問して仕事が受注出来たら、すぐに工場に連絡がいくようにシステムが整備されています。営業マンは少しでも早く取引先に部品の納品を行いたいので、無茶苦茶な製造スケジュールを要求してくることもあります。そのことに関して工場で働く従業員が困惑しており、対策に苦慮しています。
少しでも早く納品をして顧客満足度を向上させたい営業マンの気持ちは理解できますが、工場側には製造の段取りがあるので無茶な要求は困っています。
上手く本社と工場がコミュニケーションをとって、仕事を進めていく方法をアドバイスお願いします。
生産管理・業務改善・フィリピン進出支援コンサルティングをおこなっております、ハリーコンサルティング事務所の松村です。
私は以前機械工具卸問屋の営業をしており、得意先より受注した商品をメーカーへ注文する際、一日でも早く納入させたいと思っていたものです。
メーカーからの見積もりに納期は明記されており、納期はわかっていながらも営業としては、メーカーの工場で現行流れている製造ラインの中に無理言ってジャンプイン(挿入)させれば事足りる、と考えておりました。
事実、それをメーカーサイドへ行わせたこともあります。
これができるできないは、つまるところ、営業の声が大きいかどうか、に左右されていました。
声の大きいほうを優先させる企業体質になり、声の大きい人イコール仕事が出来る人、とアンフェアーでいびつな構造になってしまいます。
工場側が、営業サイドが、というセクショナリズムで捉えるのではなく、お客様に満足を売りながら、企業としてのゴールはゼニを稼ぎ続けるため、一企業としての最善の対応を考えることです。
営業サイド、工場サイド、出来れば得意先側それぞれの情報が共有される体制作りが大切です。
具体的には、
納入先の得意先情報を分析・ランク付けし、Aランク(上得意)先を把握、
また、Aラング以外に政策的・戦略的に力を入れている納入先を把握、
これらを、定期的に情報のアップデート(更新)をしながら共有する体制作りを構築されてはいかがでしょうか。
少なくとも、Aランクの上得意さんへのムリな対応はケースバイケースで求められるのではないかと考えます。
ご参考になりましたら幸いです。
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