例えば20個取りで200万個のボビンができるわけですが,
実際はすでに5,000万個以上作っており、更新型を勝手に
つくったのではないかと思います。
金型作成会社、金型材質などで変わるものと思いますが、一般的にフェノールでは保証ショット数はどれくらいのものでしょう。
工場ですぐ使える品質改善技法の開発と普及活動を行っている高崎ものづくり技術研究所の濱田と申します。
金型寿命については金型の構造・使用鋼材などの金型の条件、また成形材料、圧力、使用温度等の成形条件、そしてメンテナンスの方法によって大幅に変わります。
金型、成形、メンテナンスの3つはセットで考えないと、金型だけを捉えて、この金型の寿命は?と問われても答えは出て来ないと思います。
目安としては、金型の設計が良く、成形条件も無理な設定が無く、メンテナンスも行き届いていれば、50万ショットも可能ではないかと思います。
また、バリ等が発生するようになっても、後工程でバリ取りなど行って、壊れない限り無理やり稼働させていることも考えられますので、実際に現場を確認しないと何とも言えないところです。
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