ISOの審査員兼コンサルをしています、SKコンサルティングの小林です。
ご試問の件ですが、これは単に人材育成の問題というよりは、コンプタイアンス不足という問題の方が大きいと言えます。
この会社はN社のことだと思いますが、この会社は、以前にやはりコンプライアンス問題を起こした企業M社をグループに入れていますので、コンプライアンスに関しては、もっと厳粛と思っていましたが、結果的には同じ穴のムジナと云っても過言ではないと思います。
尚、OSに関するアップデートは、ハッカーによる攻撃が新しく作成されたOSにも新たな攻撃があるため、アップデートはハッカーとの競争のようなものだで、いわゆるイタチごっこのようなものと言えます。
しかし、前者の問題は、全ての工場に渡っていますので、組織ぐるみで行われていたと思われます。
これは明らかにコンプライアンス不足あるいは欠落としか思えません。
OSのアップデートは、ハッカーとの開発競争と言えます。
しかし、前者の無資格者に仕事を任せるのは、明らかに犯罪と言えます。
無資格者に業務を任せるだけでも問題ですが、資格者の印が作成され押されていたという行為は明らかに犯罪だと言えます。
単に、人手不足という理由では片づけられない問題だと言えます。
又、育成の問題と片づけることもできません。
企業体質の問題として考える必要性があると言えます。
尚、書かれているように法規制に拘わらない事項でしたら、社内で資格者を養成して任命すれば済みます。
しかし、この問題は法規制に関わる問題だと考えて回答させていただきました。
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工場ですぐ使える品質改善技法の開発と普及活動を行っている高崎ものづくり技術研究所の濱田と申します。
ご質問の趣旨と、期待する回答の内容が不明ですが、最近発生している企業の不祥事は、法に定められている決まりを、企業ぐるみで無視して、自社の論理で製品を市場に供給しているという、きわめて悪質な企業犯罪といっても過言ではないと思います。
法律で決められていることを、知っていながら守らないということは、企業のおごりとしか言いようがありません。たとえ、品質に問題はないからと言って、法に違反するというのは論外で、厳しく罰せられるべきです。
社内の決まりにおいても、また国の決まりにおいても完全なものはありません。また時代が移ることによって、実態に合わないことも生じてきます。それが間違っている、また不足しているのであれば、指摘し正していくことが
企業に求められていると思います。
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