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QUESTION 質問No.466

出張が取りやめの中でどの様に品質を確認するのか

市場品質品質マネジメント |投稿日時:
皆様の中で品質管理にお詳しい方いらっしゃいましたらご意見を伺いたく質問しています。

コロナ対策にてどこの企業でも、ほとんどの出張が取りやめとなっていると思います。
そうはいっても、品質管理の面で、品質監査対象のメーカをどのように、「行かずに」確認していくかを考えないと行かない状況にいます。


そのような場合、どのような確認手順が良いでしょうか

「行かない」でも確認していく方法 見落とさずきちんとメーカの状況を把握していく方法  そういうところを今知りたいです。

海外メーカとのやり取りのように、写真や動画、webということだと思います、手段はそれとして、行って確認する項目を、行かないで確認するときのリスク、気を付けること、見落としがちなことがありそうです。

よろしくお願いします。





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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

事情は、お恥ずかしい話なんですが、仕入先に行けないのに、監査報告をしなければいけなくなった経験をご披露しますので、参考にして頂ければと思います。

事情は、現役時代、自社のミスで発生したクレームで、客先にある在庫車を実車点検する必要が発生し、品質関係者は、総出で対応しているときに、関連部品の仕入れ先の監査報告書の提出を要請されたのです。

その部品は、クレームに関係ないことを説明したのですが、上からの要請と言うことで、やらざるを得なくなったのです。

中小企業規模の部門でしたので、監査ができるような人間は捻出できず、困り抜いた結果、次のような処置をしました。

仕入先の、信頼できる品証責任者に来てもらい、「お宅の部品は今回のクレームに関係ないことを説明してあることを含めて事情を説明して、監査シートを手渡し、私の代行と言う目で監査して結果を送ってほしい」と頼んだのです。

翌日届いた監査結果は、実に丁寧で信頼がおけるものでしたので、署名捺印して提出し、事なきを得ました。

後日、無理を言ったことを詫び、信頼がおける監査結果に感謝の意を表したところ、次のような返事をもらいました。

「浅田さんの代行と言われて緊張し、一生懸命やったことをそのように行ってもらい良かったです。実は、私からもお礼を言おうと思ってきたのです。と言いますのは、自分の職場を客先の目線で見るチャンスをもらったおかげで、品証活動のレベルがワンランクアップした感じがするんです。」

これを契機として、その仕入先とは、企業間の壁を取り払ったお付き合いができ、仕入先の品質が見違えるようによくなったのです。これは、俗に“瓢箪から駒”といわれる効果ですが、今思い出しても気持ちが熱くなる経験でした。

今回、貴兄の場合はまったく事情が違いますが、上記の経験談を参考にして頂き、後日、仕入先の方と「私たちの信頼関係は、コロナウイルスのお陰ですね、」と笑って話し合える中になられることをお祈りしています。

浅田拝




ANSWER
回答No2 | 投稿日時:

すぐできる案としては
 ①SKYPE等、テレビ会議でチェックシートに沿って監査する
 ②必要な工程、作業方法など、現場写真、動画撮影を依頼する
 ③4M変更申請書を事前に提出してもらう
 ④テストデータ、検査データを送ってもらう

などが考えられます。
また相手の企業のキーマンと密にコミュニケーションが取れる状態にしておくことがポイントと考えられます。

そして、スポット的な内容にとどまらず、今までの社内活動の実績(記録)を入手し、その企業の品質管理の状況を見極めることが大事だと思います。

活動の実績とは?・・・例えば
「不具合発生の原因調査、対策の記録」
「社内不良発生率の推移」
「不具合を予防するための取り組みの記録」
「QCサークル活動のテーマと実績の記録」
「多能工の教育計画とその実績の記録」
「その他・・・計画とその経過または結果」
などなど、いろいろあると思います。

以上参考にしてください。