多変量解析、実験計画法、品質工学のコンサルの村島です。correl関数でもいいですが、相関行列を見ればすぐわかることです。コンジョイント分析の場合は水準が計量値や計数値の場合に加えて、層別因子(層別された因子、青とか赤)のものも多いです。もし、層別因子なら数値化して0とか1に置き換えます。(ご存じかと思いますが、念のため。なおここでは、L8から想定して、通常2水準を仮定しています。もし、青、赤、黄といった場合には、層別因子の定義変数は0,1,2とはなりません。これも念のため。)
その後、L8の全列に対して、相関行列をとります。エクセルなら、『相関分析』から実施可能です。簡単に出てきます。この相関行列の値が、たとえば0.8以上(文献によって異なります。0.85以上とかの場合もあります。)であれば、多重共線性を警戒して、どちらかの変数を削除します。相関行列(エクセルでは相関分析)を見れば、全ての組み合わせの列を一目で見ることができるので、correl関数より有効です。correl関数を使う場合には、エクセルの場合、一つ一つの各列の2列の組み合わせを実行していくことになり、手間がかかります。得られる結果は同じです。
以上ですが、よろしくお願いします。
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